美容家のIKKOが1月7日、恵比寿ガーデンプレイスで行われた美脚コンテストに審査員として参加し、50代になった自身の美の意識の変化について明かした。
このコンテストは着圧ソックス『メディキュット(MediQttO)』の初代イメージガールを決めるもので、グランプリ受賞者は今年のメディキュットボディシェイプシリーズのテレビCMなどへの出演が約束されている。会場にはファイナリスト10名からグランプリ候補となった3名が登場。バレエやタップダンスなどの特技を披露し1位を競った。
そんななか、はれてグランプリを獲得したのは佐藤乃莉。アクションスターを目指しているという彼女は、自己アピールで空手の型を披露し、見事に勝利を勝ち取った。
グランプリ終了後には、IKKOとコンテストのファイナリスト達を交え「美の意識」に関するトークセッションも開催。そこでIKKOは「美の意識というのがここ数年でずいぶん変わってきている」と話し「日々の生活習慣が自己管理されているかどうか、というところに行き着くのでは」と、今までのメイク主体の考えではなく、ライフスタイルの改善がこれからの「美」に不可欠だと語った。
IKKOは50代になり、改めて「幸せの角度を変えていこうかなと」と語る。エンタメプレックスは、そんなIKKOにインタビューを敢行し、より深い「幸せの考えかた」について聞いてみた。
――審査員をつとめていかがでしたか?
「やっぱり”動き”が重要だと思いました。人って常に静止状態ではないので、その動作が美しく見えるかどうかが大事になってくるのではないかと」
――美脚で有名なIKKOさんですが、本日は着物のため露出はないんですね。
「美脚も劣化してきますからね(笑)。50歳を過ぎた瞬間に昔のような細さはなくなりましたね」
――40代から50代に入って、気をつけていることはありますか?
「40代は40代の、50代は50代の美しさがあると思います。50代に入ると代謝が下がって、今まで通りのお手入れをしていてもダメなんですよね。ただ、そこをストイックに攻めると今度は心がやせ細ってしまう。心と身体のバランスを上手にとってあげることが50代は大事な気がします。ストイックになると男も寄ってきませんし(笑)」
――(笑)。確かに。
「50歳になって、あと(人生)残り30年くらいでしょ?」
――いや、なんとも言えませんが……(笑)。
「50歳になったら、“幸せ感”が足りない時代に突入するんです。体型だったり、夫婦関係だったり、自分の思い通りにならないことが増えてくる。だったら50代は外の視線を気にするよりも、自分がいかに幸せなのかをバランスよく追求すべきだと思うんですよね。好きな物をちゃんと食べたりすることも大事かと。まあそれで、今はこう……(お腹をヨコに広げるしぐさ)」
――(笑)。
「だけどまあ、こうなったらこれはこれでイイかな、と。肌がパーンと張った分だけシワも見えないし(笑)」
――ハハハハ!
「クヨクヨしないことが重要!美容という仕事に関しては、もちろん緊張感を持って望むけど、それ以外は少し解放してもいいのかなって」
――40代のストイックさをユルめてあげるのも重要だと。
「若干解放してあげるといいかも。でも、解放させすぎてこんなんなっちゃった、ハハハハ!解放させすぎるのもどうかと思うので、今年はちょっと絞めようかなと(笑)」
――(笑)。バレンタインシーズンを前に、今はどんなメイクやファッションに注目していますか?
「(バレンタインは)男の人にアピールするものなので、カワイイ方がいいと思います。ファッションが大人っぽいトレンドになっているので、メイクはチークとまつ毛だけを大切にしてやるとか」
――そこは残してやると。
「日本の世の中的には、チークとまつ毛がやっぱり必要みたいです。日本の男性って、強い女性よりもやっぱりやわらかい、子どもっぽい女性のほうが扱いやすいみたいで(笑)」
――そういう風潮、まだまだありますね(笑)。
「いやねぇ~(笑)。まあ、それに逆らっても仕方ないので、ここは日本なので、カワイイ系、幼い系のオンナを演出してみるといいんじゃないかしら。2月は」
――強い女性がいきなりそんなになったら、ギャップ萌えもありますね。
「そうそう、強い女が急にモロいところ、カワイイところを見せると男はギュッときますからねぇ~。その手法がバレンタインはいいんじゃないでしょうかね(笑)」
——今年1年の抱負はなんですか?
「今年は羊年じゃないですか。“美”って字は羊に大って漢字を組み合わせてできていますよね。羊っていう生き物は富の象徴であり、神に対する献上物だったんです。羊はそれくらい尊いとされてきました。そんな羊のように、内面的にも徳を積んでいきたいですね」
——なるほど!
「運がいいって言われてもこころの持ちようでダメになるし、その逆もそう。紙一重なんです。だから上手にバランスをとっていく年なのかなって」
“よく笑ってクヨクヨしないこと”を今年の目標にかかげるIKKO。豪快に笑う彼女(?)の話から、50代で幸せになるためのメソッドが見えた気がした。
このコンテストは着圧ソックス『メディキュット(MediQttO)』の初代イメージガールを決めるもので、グランプリ受賞者は今年のメディキュットボディシェイプシリーズのテレビCMなどへの出演が約束されている。会場にはファイナリスト10名からグランプリ候補となった3名が登場。バレエやタップダンスなどの特技を披露し1位を競った。
そんななか、はれてグランプリを獲得したのは佐藤乃莉。アクションスターを目指しているという彼女は、自己アピールで空手の型を披露し、見事に勝利を勝ち取った。
グランプリ終了後には、IKKOとコンテストのファイナリスト達を交え「美の意識」に関するトークセッションも開催。そこでIKKOは「美の意識というのがここ数年でずいぶん変わってきている」と話し「日々の生活習慣が自己管理されているかどうか、というところに行き着くのでは」と、今までのメイク主体の考えではなく、ライフスタイルの改善がこれからの「美」に不可欠だと語った。
IKKOは50代になり、改めて「幸せの角度を変えていこうかなと」と語る。エンタメプレックスは、そんなIKKOにインタビューを敢行し、より深い「幸せの考えかた」について聞いてみた。
――審査員をつとめていかがでしたか?
「やっぱり”動き”が重要だと思いました。人って常に静止状態ではないので、その動作が美しく見えるかどうかが大事になってくるのではないかと」
――美脚で有名なIKKOさんですが、本日は着物のため露出はないんですね。
「美脚も劣化してきますからね(笑)。50歳を過ぎた瞬間に昔のような細さはなくなりましたね」
――40代から50代に入って、気をつけていることはありますか?
「40代は40代の、50代は50代の美しさがあると思います。50代に入ると代謝が下がって、今まで通りのお手入れをしていてもダメなんですよね。ただ、そこをストイックに攻めると今度は心がやせ細ってしまう。心と身体のバランスを上手にとってあげることが50代は大事な気がします。ストイックになると男も寄ってきませんし(笑)」
――(笑)。確かに。
「50歳になって、あと(人生)残り30年くらいでしょ?」
――いや、なんとも言えませんが……(笑)。
「50歳になったら、“幸せ感”が足りない時代に突入するんです。体型だったり、夫婦関係だったり、自分の思い通りにならないことが増えてくる。だったら50代は外の視線を気にするよりも、自分がいかに幸せなのかをバランスよく追求すべきだと思うんですよね。好きな物をちゃんと食べたりすることも大事かと。まあそれで、今はこう……(お腹をヨコに広げるしぐさ)」
――(笑)。
「だけどまあ、こうなったらこれはこれでイイかな、と。肌がパーンと張った分だけシワも見えないし(笑)」
――ハハハハ!
「クヨクヨしないことが重要!美容という仕事に関しては、もちろん緊張感を持って望むけど、それ以外は少し解放してもいいのかなって」
――40代のストイックさをユルめてあげるのも重要だと。
「若干解放してあげるといいかも。でも、解放させすぎてこんなんなっちゃった、ハハハハ!解放させすぎるのもどうかと思うので、今年はちょっと絞めようかなと(笑)」
――(笑)。バレンタインシーズンを前に、今はどんなメイクやファッションに注目していますか?
「(バレンタインは)男の人にアピールするものなので、カワイイ方がいいと思います。ファッションが大人っぽいトレンドになっているので、メイクはチークとまつ毛だけを大切にしてやるとか」
――そこは残してやると。
「日本の世の中的には、チークとまつ毛がやっぱり必要みたいです。日本の男性って、強い女性よりもやっぱりやわらかい、子どもっぽい女性のほうが扱いやすいみたいで(笑)」
――そういう風潮、まだまだありますね(笑)。
「いやねぇ~(笑)。まあ、それに逆らっても仕方ないので、ここは日本なので、カワイイ系、幼い系のオンナを演出してみるといいんじゃないかしら。2月は」
――強い女性がいきなりそんなになったら、ギャップ萌えもありますね。
「そうそう、強い女が急にモロいところ、カワイイところを見せると男はギュッときますからねぇ~。その手法がバレンタインはいいんじゃないでしょうかね(笑)」
——今年1年の抱負はなんですか?
「今年は羊年じゃないですか。“美”って字は羊に大って漢字を組み合わせてできていますよね。羊っていう生き物は富の象徴であり、神に対する献上物だったんです。羊はそれくらい尊いとされてきました。そんな羊のように、内面的にも徳を積んでいきたいですね」
——なるほど!
「運がいいって言われてもこころの持ちようでダメになるし、その逆もそう。紙一重なんです。だから上手にバランスをとっていく年なのかなって」
“よく笑ってクヨクヨしないこと”を今年の目標にかかげるIKKO。豪快に笑う彼女(?)の話から、50代で幸せになるためのメソッドが見えた気がした。