水谷豊、約４年ぶりに歌手活動再開、３月には岸部一徳も参加のアルバムをリリース

俳優の水谷豊が、４年ぶりに歌手活動を再開することになった。

現在はテレビドラマ「相棒」などで俳優として活躍中の水谷だが、1977年に｢はーばーらいと｣で歌手デビュー。79年には「熱中時代・刑事編」の主題歌となった「カリフォルニア・コネクション」をヒットさせている。
2008年には22年ぶりに歌手活動を再開し、｢カリフォルニア･コネクション｣などをカバーしたアルバム｢TIMECAPSULE｣を発売し、同年末の紅白歌合戦にも初出場。そして、2010年には宇崎竜童とのデュエットも含むコンセプトアルバム「人生ロマン派」をリリースし、翌年５月には東名阪ツアーを実施していたが、それ以降は俳優活動に専念していた。

今回はそれ以来約４年ぶりの音楽活動再開となり、３月４日にはアルバム｢時の旅人2015｣の発売することも決定。今作は水谷本人が音楽に興味を持つきっかけとなった曲や、深い思い入れのある楽曲を中心に｢昭和の名曲｣を９曲選曲したカヴァーアルバムとなり、｢カルフォルニア・コネクション｣もセルフカヴァーの形でボサノヴァ･ヴァージョンにて収録。さらに、「相棒」シリーズで共演した岸部一徳とのコラボで｢花の首飾り｣も歌唱している。

そんな今作に関して水谷は「2008年に20数年振りに音楽の世界にカムバック。コンサートツアーに紅白出場。音楽の素晴らしさを再確認。にも不拘ず気がついたらまた４年も音楽から離れてしまった。毎年相棒のシリーズや新しい映画の撮影でなかなか音楽に時間が割けなかったのが実情。突然ふと思った。青春時代に聴いた歌を歌ってみたい。口に出してみるものだ。その思いを周りのスタッフが瞬く間に形にしてくれた。僕にとってどの曲も何がしかの思い入れのある曲ばかり。音楽って素晴らしい」とコメント。

なお、今作を中心としたツアー｢水谷 豊コンサートツアー2015 ~豊かな仲間とカバーな夜｣も実施予定。４月11日と12日に大阪･森ノ宮ピロティホール、４月17日から19日に六本木EXシアターにて、全５公演が行われる予定になっている。このツアーには岸部一徳、さらには宇崎竜童も参加予定となっている。