2月22日、港区のカフェ「512 CAFE&GRILL」で吉川ひなのが、エッセイ本の発売を記念してトークショー&サイン会を行った。
すでに13日に発売されているこの「ずっと途中」(主婦と友社)は、ひなのが書いた初のエッセイで、娘のことや彼のことを含め、私生活を赤裸々につづっている。今までひなのは、芸能界ではずっと「プライベートは明かすな」としつけられてきたそうだ。
トークショー直前、そんな彼女に話をうかがった。「おじいちゃんが外国人」「実は歌は口パクでした」などと、おどろきの発言が連発のなか、昔と変わった自身についてひなのは笑顔で語ってくれた。
――初めてのエッセイの本ですが、どういった内容なのでしょうか?
「ここ5年くらいで、いろいろなことへの価値観が変わったんです。その変化だったり、昔のくだらない思い出話なんかも満載です」
――どのように価値観が変わったのでしょう?
「昔はお洋服とかラブリーなものが好きだったんですが、いまでは『どれだけ長いあいだ使えるか』を念頭に選ぶようになりましたね。食べるものも変わったし、環境に対する配慮とかも。とにかく物を持つ分量を減らすようになりました。前はたくさんの物に囲まれていることが幸せだと思っていたんですけどね」
――これはどれくらいの期間で書き上げたのですか?
「執筆期間はかなり短いです。集中してケータイで書いてたんで」
――ケータイに書いていたのですか!?
「はい(笑)。ソファに寝っ転がりながらとか、移動中とかに」
――念のための質問ですが、ご自分で書いたんですよね。幽霊的な方とか…。
「ちょっと!(笑)。ちゃんと自分で書きましたよ。ケータイのなかは原稿だらけなんですから!(笑)」
――ひなのさんってプライベートはしゃべらないイメージがありましたけど。
「デビューしたころは事務所に『しゃべらないように』って言われてたんです。10代のアイドル気取りが抜けなかった(笑)。今回思い切って社長に『プライベートのことしゃべっていいですか!?』って聞いてみたんです」
――どんな反応でした?
「『いいよ』『とっくに明かしていいって言ったと思ってた』って(笑)。かたくなに20数年間守ってきたのに…。ちょっと温度差がありました」
――具体的に私生活のどこを明かすな、と言われたのでしょう?
「おじいちゃんが外国人だとか」
――??なぜだめだったのでしょうか…
「なんででしょうね。あとは本名とか住所とか言わないでね、って」
――そっちはダメでしょうね…
「デビューしたのが中学生だったので、ずいぶんと危なっかしいと思われていたんでしょうか」
――文章を書いてみて、あらたな発見はありましたか?
「こうして書いてみると、なんでもネタになるんだなって。恥ずかしいことも、自分に溜め込んでいたことも、こんなふうに書いて笑い飛ばせばいいのかな、なんて思いました」
――ネタにしたエピソードを教えてください。
「歌手デビューをしちゃった時に、なぜか歌番組とかに出ちゃって、気持ち良く歌っているつもりが、音声が切られて口パクだったりとか。そんなのもネタにしちゃおうって」
――歌は…まあいろいろ言われましたもんね(笑)。
「『なんで私、歌ってるんだろう』っていうのは、当時からちょっと思ってました(笑)。歌の中身はすごくいいんですよ、歌は!」
――現在はハワイと日本を行ったり来たりだそうですね。
「はい。どちらにも拠点を置いて。昨年などは、3分の2くらいは日本にいましたね」
――日本にくらべてハワイのいい所ってどのへんですか?
「ビーチサンダルでどこでも行けることです。外に出るのがすごく楽です。ふらっとビーチで娘と一緒に砂遊びしたり。日本にいるときはもう少しちゃんとしようと思いますけど」
――いまお子さんは1~2歳くらいですよね。子育てはいかがですが?
「こんなに楽しいとは思いませんでした! 朝はだいたい娘が先に起きて私の枕元にやって来るのですが、耳元で『なんか食べたい…』って起こされるんです(笑)。女の子だったので、まるで永遠の親友ができたような気持ちです」
――お子さんはまだ欲しいですか?
「欲しいですね!女の子同士でも、兄妹でも。夫が男の子のお父さんになるのも見てみたい気がします!」
――これからどんな自分を目指しますか?
「ナチュラルに飾り気のない自分を目指したいですね」
――今後チャレンジしたいことなどは?
「ハワイと日本に畑を作りたいんです。それぞれの気候に合わせて作物も変えて。いま畑の空き状況聞いてもらったりして、ちゃくちゃくと準備しているんですけど」
すでに13日に発売されているこの「ずっと途中」(主婦と友社)は、ひなのが書いた初のエッセイで、娘のことや彼のことを含め、私生活を赤裸々につづっている。今までひなのは、芸能界ではずっと「プライベートは明かすな」としつけられてきたそうだ。
トークショー直前、そんな彼女に話をうかがった。「おじいちゃんが外国人」「実は歌は口パクでした」などと、おどろきの発言が連発のなか、昔と変わった自身についてひなのは笑顔で語ってくれた。
――初めてのエッセイの本ですが、どういった内容なのでしょうか?
「ここ5年くらいで、いろいろなことへの価値観が変わったんです。その変化だったり、昔のくだらない思い出話なんかも満載です」
――どのように価値観が変わったのでしょう?
「昔はお洋服とかラブリーなものが好きだったんですが、いまでは『どれだけ長いあいだ使えるか』を念頭に選ぶようになりましたね。食べるものも変わったし、環境に対する配慮とかも。とにかく物を持つ分量を減らすようになりました。前はたくさんの物に囲まれていることが幸せだと思っていたんですけどね」
――これはどれくらいの期間で書き上げたのですか?
「執筆期間はかなり短いです。集中してケータイで書いてたんで」
――ケータイに書いていたのですか!?
「はい(笑)。ソファに寝っ転がりながらとか、移動中とかに」
――念のための質問ですが、ご自分で書いたんですよね。幽霊的な方とか…。
「ちょっと!(笑)。ちゃんと自分で書きましたよ。ケータイのなかは原稿だらけなんですから!(笑)」
――ひなのさんってプライベートはしゃべらないイメージがありましたけど。
「デビューしたころは事務所に『しゃべらないように』って言われてたんです。10代のアイドル気取りが抜けなかった(笑)。今回思い切って社長に『プライベートのことしゃべっていいですか!?』って聞いてみたんです」
――どんな反応でした?
「『いいよ』『とっくに明かしていいって言ったと思ってた』って(笑)。かたくなに20数年間守ってきたのに…。ちょっと温度差がありました」
――具体的に私生活のどこを明かすな、と言われたのでしょう?
「おじいちゃんが外国人だとか」
――??なぜだめだったのでしょうか…
「なんででしょうね。あとは本名とか住所とか言わないでね、って」
――そっちはダメでしょうね…
「デビューしたのが中学生だったので、ずいぶんと危なっかしいと思われていたんでしょうか」
――文章を書いてみて、あらたな発見はありましたか?
「こうして書いてみると、なんでもネタになるんだなって。恥ずかしいことも、自分に溜め込んでいたことも、こんなふうに書いて笑い飛ばせばいいのかな、なんて思いました」
――ネタにしたエピソードを教えてください。
「歌手デビューをしちゃった時に、なぜか歌番組とかに出ちゃって、気持ち良く歌っているつもりが、音声が切られて口パクだったりとか。そんなのもネタにしちゃおうって」
――歌は…まあいろいろ言われましたもんね(笑)。
「『なんで私、歌ってるんだろう』っていうのは、当時からちょっと思ってました(笑)。歌の中身はすごくいいんですよ、歌は!」
――現在はハワイと日本を行ったり来たりだそうですね。
「はい。どちらにも拠点を置いて。昨年などは、3分の2くらいは日本にいましたね」
――日本にくらべてハワイのいい所ってどのへんですか?
「ビーチサンダルでどこでも行けることです。外に出るのがすごく楽です。ふらっとビーチで娘と一緒に砂遊びしたり。日本にいるときはもう少しちゃんとしようと思いますけど」
――いまお子さんは1~2歳くらいですよね。子育てはいかがですが?
「こんなに楽しいとは思いませんでした! 朝はだいたい娘が先に起きて私の枕元にやって来るのですが、耳元で『なんか食べたい…』って起こされるんです(笑)。女の子だったので、まるで永遠の親友ができたような気持ちです」
――お子さんはまだ欲しいですか?
「欲しいですね!女の子同士でも、兄妹でも。夫が男の子のお父さんになるのも見てみたい気がします!」
――これからどんな自分を目指しますか?
「ナチュラルに飾り気のない自分を目指したいですね」
――今後チャレンジしたいことなどは?
「ハワイと日本に畑を作りたいんです。それぞれの気候に合わせて作物も変えて。いま畑の空き状況聞いてもらったりして、ちゃくちゃくと準備しているんですけど」