1979年放送のアニメ『機動戦士ガンダム』(いわゆる“ファーストガンダム”)でキャラクターデザインや作画監督を担当したアニメーター:安彦良和。そんな安彦が、ファーストの世界観をベースに2001年から2011年にかけて連載したマンガ作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』がこのたびアニメ化。アニメ第1章となる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル』が2月28日より全国の映画館で公開となった。
このたび、そんな本作の初日舞台挨拶が28日、新宿ピカデリーで行われ、総監督を務めた安彦良和のほか、声優陣からはシャア・アズナブル役の池田秀一、キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみが登壇した。
『機動戦士ガンダムUC』では「シャアの再来」といわれるキャラクター:フル・フロンタルを演じていた池田は、今回のアフレコについて「本物のシャアを演じるのは久しぶり。(台本を見て)次はいつ出てくるのかなと思ったら、ずっと出てこないんで。こんな楽な仕事でいいのかな」と、出番が少なかったことに思わず苦笑い。また、キャスティングの際、キャスバル役に田中を推薦したという安彦だが、音響監督からは「オーディションを受けてもらいますよ」と言われたとのエピソードを披露。「総監督の権威なんてそんなものですよ」と自虐的な安彦に、池田は「アフレコスタジオにいらしてくれるだけでいいんです。あんまり注文を出さない総監督でいてくだされば」とコメントすると、安彦がすかさず「池田さんには二章以降注文を出しますからね」と返すと会場が笑いに包まれた。
舞台挨拶の最後には、池田から「噂によるとアムロ・レイが今日敵情視察に来ている」と突然の発表が。それを受けて、2階席にいたアムロ・レイ役の声優:古谷徹が手を振り「ありがとう!」と応えると、観客からは拍手が。また、安彦が「まもなく古谷さんの出番が参ります。(今秋公開の)2章にも出ていただきますので声を若返らせてお待ちください」とメッセージを送ると、2階席の古谷から「任してください!」と力強い返事が届き、ひときわ大きな歓声が会場を包んだ。
©創通・サンライズ
このたび、そんな本作の初日舞台挨拶が28日、新宿ピカデリーで行われ、総監督を務めた安彦良和のほか、声優陣からはシャア・アズナブル役の池田秀一、キャスバル・レム・ダイクン役の田中真弓、アルテイシア・ソム・ダイクン役の潘めぐみが登壇した。
『機動戦士ガンダムUC』では「シャアの再来」といわれるキャラクター:フル・フロンタルを演じていた池田は、今回のアフレコについて「本物のシャアを演じるのは久しぶり。(台本を見て)次はいつ出てくるのかなと思ったら、ずっと出てこないんで。こんな楽な仕事でいいのかな」と、出番が少なかったことに思わず苦笑い。また、キャスティングの際、キャスバル役に田中を推薦したという安彦だが、音響監督からは「オーディションを受けてもらいますよ」と言われたとのエピソードを披露。「総監督の権威なんてそんなものですよ」と自虐的な安彦に、池田は「アフレコスタジオにいらしてくれるだけでいいんです。あんまり注文を出さない総監督でいてくだされば」とコメントすると、安彦がすかさず「池田さんには二章以降注文を出しますからね」と返すと会場が笑いに包まれた。
舞台挨拶の最後には、池田から「噂によるとアムロ・レイが今日敵情視察に来ている」と突然の発表が。それを受けて、2階席にいたアムロ・レイ役の声優:古谷徹が手を振り「ありがとう!」と応えると、観客からは拍手が。また、安彦が「まもなく古谷さんの出番が参ります。(今秋公開の)2章にも出ていただきますので声を若返らせてお待ちください」とメッセージを送ると、2階席の古谷から「任してください!」と力強い返事が届き、ひときわ大きな歓声が会場を包んだ。
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