“当初、DEEPとして掲げていた目標……結成して8年、ようやく形が見えてきました”
日本屈指のコーラスグループとして、活動の幅を拡大し続けているDEEP。
そんな彼らが、新作『Love Light』で新たな強みを獲得した。それは結成以来彼らが取り組んでいたことでもあり、それがいよいよ発揮されることに。とはいえ、現状に満足することなく、彼らは挑戦者として今なお貪欲に進化を求めている。
――まずは昨年末、初のカウントダウンライブを行いましたがいかがでした?
TAKA「最高でしたね。毎年やりたいなって思うぐらいに。普段のライブとは違う特別なノリがありました」
KEISEI「一生の思い出になりましたね」
YUICHIRO「反響もすごく大きくて、今年もまた、さらに大きな場所でやりたいですね」
RYO「今回はCOLOR時代(DEEPの前身)の曲も披露し、僕らも久しぶり、新鮮な気持ちで歌うことができました」
――前回のインタビューでは、カップルにたくさん来てほしいと言ってましたが、実際どうでした?
KEISEI「多かったですね。確実に増えてきている感じがします。しかも、結婚された方も多くて。僕らはいろいろとイベントをやってますが、結婚報告も結構いただくんですよ。なかには、DEEPのライブで知り合いましたっていう方もいたり。それは素直に嬉しいですね。もはや出会い系ライブです(笑)」
――今回、約3年ぶりのアルバムとなりますが、仕上がりはいかがですか?
TAKA「自分たちで作る曲が少しずつですが増えてきて、そこは1つの強みになりつつあるかなと思います。当初、DEEPとして掲げていた目標、セルフプロデュースするということが、結成して8年、ようやく形が見えてきました」
――やっぱり自分たちで曲を作るようになると何かと違いますか?
TAKA「作家さんにお願いするにしてもいろいろと考えるようになりましたし、作った楽曲に対してもより愛情深くなりますよね。あとは、逆に反省することも多くなりました。常にベストを尽くしていますが、音楽に正解はなく、必ず反省点が出てくるもの。でも、それが次に繋がっていくと思ってます」
YUICHIRO「曲を作るのは、すごく楽しいんですよ。大変でもありますが、やる意味は本当に大きい。それに、みんなそれぞれのよさを引き出すこともできるし、それが今作でも表現できていると思います」
――今作では既発のシングル曲の他、新曲、初収録曲も3曲ずつ収録。その中でタイトル曲「Love Light」は、前シングル『ラスト•グッバイ』を手掛けた松尾潔さんが引き続きプロデュースしていますね。
YUICHIRO「前回初めてご一緒させていただいて、僕らのよさを最大限に引き出してくれて、DEEP自身すごく成長できたんです。だからこそ、今回もお願いしたいなと思って。実際お願いしたらアルバム全体のこともすごく考えてくれて、アルバムのタイトルもそのまま『Love Light』でいかせていただきました。人によってそれぞれ光は違う、見え方や感じ方も違うと思うんですけど、今作を通してそれぞれの光を感じてほしいし、僕らがみなさんの光を照らしていければという思いが込められています」
TAKA「今回の曲は松尾さんと、ジャパニーズR&Bだけどメロディはポップ、そんなテイストの曲がほしいねって話をしていて。ただ、最終的に僕らが歌うとすべてDEEPっぽくなるなっていう感覚はありましたし、今はそれが1つの自信にもなっていると思います。今作には今までの僕らにはないサンバ調の曲『UNITY』が入ってますが、それさえもDEEPっぽい感じがしましたし」
KEISEI「ライブのときとかは、みんなタオルを振るような曲が好きなんですよね。この曲はまさにそれを意識して、ライブで確実に盛り上がる曲になりました、この“ガンバランバ・サンバ”は」
――ガンバランバ・サンバ?
KEISEI「それがこの曲の裏テーマです。“ガンバランバ”は長崎弁で“頑張らないと”って意味なんですけど(笑)」
TAKA「僕らのなかではアップの曲が1つの課題なんですよ。DEEP=バラードといいうイメージが強いと思うんですけど、それだけだとライブは成り立たないので。とはいえ、アップの曲も同じようなテイストの曲を作っても意味がないので。今作でも『Don’t Stop The Music』があって、ポップな『Forevermore』、そして“ガンバランバ・サンバ”(笑)。それぞれ違ったアップがありますが、次はどうするか、そこは今後の課題です」
――今回は序盤『Don’t Stop The Music』がありつつ、そこから一気にバラード。そして終盤再びアップとライブのような流れですね。
TAKA「まさに僕らのライブをそのものです。個人的には、もう少しアップを入れたいんですけどね(笑)」
KEISEI「あとは黒めの曲も」
――最後に『ラスト•グッバイ』を持ってきてるところはエロいなと。
KEISEI「ですよね、それは僕らも思います(笑)」
――『Love & Harmony ~Interlude~』もかっこよかったです。
YUICHIRO「かっこいいですよね。プロデューサーのSTYさんも“これは過去一番いい曲かも”って言っていて」
TAKA「コーラスグループが必ずやるような感じの曲ですよね。僕らとしては、これもやり続けたいんですよ。コーラスならではの魅力が伝わりますし」
YUICHIRO「今回はCDだけじゃなく特典でライブ映像もヤバいです。早くもカウントダウンの模様が入っていて、それも僕目線の普段は見れないステージ上のメンバーの表情を見ることができるし、ライブならではのカバーもあったり」
RYO「リリース後にはまたツアーもあるので、それも楽しみですね」
――今作を経て得たことは大きそうですね。
TAKA「僕らは挑戦し続けることで見えてくるものがあると思ってて、時代にニーズにあわせながら自分達がやりたいことをやり続けていきたい。DEEPというジャンルを確立するためにも、挑戦しながらもブレることなく活動していきたいと思ってます。今回、自分たちで作詞作曲に挑戦しましたが、次は楽器ができたらなと思っていて。そうなるとパフォーマンス、ステージでの幅が広がるし、制作にも反映されてくると思うんですよね。そういった挑戦を今後も続けていきたいと思ってます」
KEISEI「僕らは、まだまだやってないことの方が多いんですよね。だからこそ新しいことをやっていきたいし、一方で僕らのルーツ、それこそ90’なんかも掘り下げていきたい。あとは、今年こそビルボードでライブしたい。名だたるアーティストが立ってきたステージ、今年こそ僕らもそこに立ちたいですね」
RYO「アルバムを改めてみてみると、バリエーションも増えましたが、次はそこからもっともっと深く、自分たちのルーツを振り返りながらやっていきたいですね」
YUICHIRO「僕らはボーカルグループですが、これからはそれぞれがソロでも活動できるぐらいになることで、作品、ライブもいいものができると思うんです。そのためにはまだまだやらなくてはいけないことはたくさんありますが、1つ1つ挑戦していければと思います」
日本屈指のコーラスグループとして、活動の幅を拡大し続けているDEEP。
そんな彼らが、新作『Love Light』で新たな強みを獲得した。それは結成以来彼らが取り組んでいたことでもあり、それがいよいよ発揮されることに。とはいえ、現状に満足することなく、彼らは挑戦者として今なお貪欲に進化を求めている。
――まずは昨年末、初のカウントダウンライブを行いましたがいかがでした?
TAKA「最高でしたね。毎年やりたいなって思うぐらいに。普段のライブとは違う特別なノリがありました」
KEISEI「一生の思い出になりましたね」
YUICHIRO「反響もすごく大きくて、今年もまた、さらに大きな場所でやりたいですね」
RYO「今回はCOLOR時代(DEEPの前身)の曲も披露し、僕らも久しぶり、新鮮な気持ちで歌うことができました」
――前回のインタビューでは、カップルにたくさん来てほしいと言ってましたが、実際どうでした?
KEISEI「多かったですね。確実に増えてきている感じがします。しかも、結婚された方も多くて。僕らはいろいろとイベントをやってますが、結婚報告も結構いただくんですよ。なかには、DEEPのライブで知り合いましたっていう方もいたり。それは素直に嬉しいですね。もはや出会い系ライブです(笑)」
――今回、約3年ぶりのアルバムとなりますが、仕上がりはいかがですか?
TAKA「自分たちで作る曲が少しずつですが増えてきて、そこは1つの強みになりつつあるかなと思います。当初、DEEPとして掲げていた目標、セルフプロデュースするということが、結成して8年、ようやく形が見えてきました」
――やっぱり自分たちで曲を作るようになると何かと違いますか?
TAKA「作家さんにお願いするにしてもいろいろと考えるようになりましたし、作った楽曲に対してもより愛情深くなりますよね。あとは、逆に反省することも多くなりました。常にベストを尽くしていますが、音楽に正解はなく、必ず反省点が出てくるもの。でも、それが次に繋がっていくと思ってます」
YUICHIRO「曲を作るのは、すごく楽しいんですよ。大変でもありますが、やる意味は本当に大きい。それに、みんなそれぞれのよさを引き出すこともできるし、それが今作でも表現できていると思います」
――今作では既発のシングル曲の他、新曲、初収録曲も3曲ずつ収録。その中でタイトル曲「Love Light」は、前シングル『ラスト•グッバイ』を手掛けた松尾潔さんが引き続きプロデュースしていますね。
YUICHIRO「前回初めてご一緒させていただいて、僕らのよさを最大限に引き出してくれて、DEEP自身すごく成長できたんです。だからこそ、今回もお願いしたいなと思って。実際お願いしたらアルバム全体のこともすごく考えてくれて、アルバムのタイトルもそのまま『Love Light』でいかせていただきました。人によってそれぞれ光は違う、見え方や感じ方も違うと思うんですけど、今作を通してそれぞれの光を感じてほしいし、僕らがみなさんの光を照らしていければという思いが込められています」
TAKA「今回の曲は松尾さんと、ジャパニーズR&Bだけどメロディはポップ、そんなテイストの曲がほしいねって話をしていて。ただ、最終的に僕らが歌うとすべてDEEPっぽくなるなっていう感覚はありましたし、今はそれが1つの自信にもなっていると思います。今作には今までの僕らにはないサンバ調の曲『UNITY』が入ってますが、それさえもDEEPっぽい感じがしましたし」
KEISEI「ライブのときとかは、みんなタオルを振るような曲が好きなんですよね。この曲はまさにそれを意識して、ライブで確実に盛り上がる曲になりました、この“ガンバランバ・サンバ”は」
――ガンバランバ・サンバ?
KEISEI「それがこの曲の裏テーマです。“ガンバランバ”は長崎弁で“頑張らないと”って意味なんですけど(笑)」
TAKA「僕らのなかではアップの曲が1つの課題なんですよ。DEEP=バラードといいうイメージが強いと思うんですけど、それだけだとライブは成り立たないので。とはいえ、アップの曲も同じようなテイストの曲を作っても意味がないので。今作でも『Don’t Stop The Music』があって、ポップな『Forevermore』、そして“ガンバランバ・サンバ”(笑)。それぞれ違ったアップがありますが、次はどうするか、そこは今後の課題です」
――今回は序盤『Don’t Stop The Music』がありつつ、そこから一気にバラード。そして終盤再びアップとライブのような流れですね。
TAKA「まさに僕らのライブをそのものです。個人的には、もう少しアップを入れたいんですけどね(笑)」
KEISEI「あとは黒めの曲も」
――最後に『ラスト•グッバイ』を持ってきてるところはエロいなと。
KEISEI「ですよね、それは僕らも思います(笑)」
――『Love & Harmony ~Interlude~』もかっこよかったです。
YUICHIRO「かっこいいですよね。プロデューサーのSTYさんも“これは過去一番いい曲かも”って言っていて」
TAKA「コーラスグループが必ずやるような感じの曲ですよね。僕らとしては、これもやり続けたいんですよ。コーラスならではの魅力が伝わりますし」
YUICHIRO「今回はCDだけじゃなく特典でライブ映像もヤバいです。早くもカウントダウンの模様が入っていて、それも僕目線の普段は見れないステージ上のメンバーの表情を見ることができるし、ライブならではのカバーもあったり」
RYO「リリース後にはまたツアーもあるので、それも楽しみですね」
――今作を経て得たことは大きそうですね。
TAKA「僕らは挑戦し続けることで見えてくるものがあると思ってて、時代にニーズにあわせながら自分達がやりたいことをやり続けていきたい。DEEPというジャンルを確立するためにも、挑戦しながらもブレることなく活動していきたいと思ってます。今回、自分たちで作詞作曲に挑戦しましたが、次は楽器ができたらなと思っていて。そうなるとパフォーマンス、ステージでの幅が広がるし、制作にも反映されてくると思うんですよね。そういった挑戦を今後も続けていきたいと思ってます」
KEISEI「僕らは、まだまだやってないことの方が多いんですよね。だからこそ新しいことをやっていきたいし、一方で僕らのルーツ、それこそ90’なんかも掘り下げていきたい。あとは、今年こそビルボードでライブしたい。名だたるアーティストが立ってきたステージ、今年こそ僕らもそこに立ちたいですね」
RYO「アルバムを改めてみてみると、バリエーションも増えましたが、次はそこからもっともっと深く、自分たちのルーツを振り返りながらやっていきたいですね」
YUICHIRO「僕らはボーカルグループですが、これからはそれぞれがソロでも活動できるぐらいになることで、作品、ライブもいいものができると思うんです。そのためにはまだまだやらなくてはいけないことはたくさんありますが、1つ1つ挑戦していければと思います」