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まるで映画版大人計画!? 異彩を放つキャスト陣にも注目の映画『ジヌよさらば』

Entame Plex 2015年4月9日 19時17分

現在、全国公開中の映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』。本作は、いがらしみきお原作の人気漫画「かむろば村へ」を、鬼才:松尾スズキにより実写映画化。

主演を務めた松田龍平と松尾が、『恋の門』以来10年ぶりのタッグを組んだことでも話題となっている本作だが、メガホンを執った松尾は、与三郎の過去を知る不気味なヤクザ・多治見役として出演しているほか、異常なまでに世話焼きな、物語の舞台となるかむろば村の村長・天野与三郎役に阿部サダヲ、村長選挙にでないかとけしかけられる、ちょっと気弱なかむろば村の助役である伊吉役に村杉蝉之介、その伊吉の妻で共に職場で働く トキ役に伊勢志摩、ネコになりたがっている親孝行なチンピラ青木役に荒川良々、そして、隣の青石町の議員でかむろば村との合併を目論む青砥役に皆川猿時を起用するなど、大人計画の面々がユーモア溢れる演技をみせていることでも注目されている。

言わずもがな大人計画は、松尾主宰の劇団で、舞台のチケットは大人気でなかなか取れないことでも有名。脚本家だけでなく役者としてもひっぱりだこの活躍をみせている宮藤官九郎も所属するほか、ドラマや映画などで個性的な役を演じ異彩を放ち、印象に残っているというメンバーも少なくない。

まさに、“映画版 大人計画”と言っても過言ではない本作だが、大人計画所属俳優以外にもキャストには、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、片桐はいり、モロ師岡など個性的な面々が名を連ねている。

仕事を続けられなくなった松田演じる主人公のタケが「お金を一銭も使わずに生きていく!」と一念発起し、逃げるようにやってきた過疎の村・かむろば村での““ジヌを使わない生活”の行きつく先とは――。

©2015 いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむろば村へ~』製作委員会

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