エリーローズはファッショニスタを中心に高い支持を受けているタレントだ。10年間、雑誌「ViVi」の専属モデルを務め、インスタグラムのフォロワー数は15,000人を超える人気ぶり。美しいルックスと優れた話術は一見、テレビ向きのようにも見える。ところがエリーは「マイペースでいきたい」「モデルとDJをより掘り下げていきたい」と語った。そんな彼女が7月25日(土)、クイズ番組「世界ふしぎ発見!」(TBS系)に姿を見せる。実に半年ぶりとなるテレビ出演だが、エンタメプレックスは彼女にインタビューし、いろいろと心の内を聞いた。
――「世界ふしぎ発見」は、久しぶりのテレビ出演ですね。
「そうですね。モデル業とDJを軸に活動しているので、あまり(テレビに出る)機会はありませんが、子どものころから見ている番組に出るのはワクワクしました。昔から番組を見て『当たらないな~』って思ってましたから(笑)」
――ゲスト出演した回はどの地域だったのでしょうか?
「ハワイです。ハワイも5回ほど行っているのですが、仕事などでは滞在期間も短く、奥深いカルチャーを知ることができないんですね。今回、この番組を通して色々なことを知ることができました」
――ハワイは多くの人種が入り混じってできた文化なので、学んでみると面白いですよね。
「今のハワイは日本人が多く訪れているので、それに合わせて日本語表記もたくさんあったりして、ある意味ラクな場所なので、なかなかディープな場所にたどり着けないと思うんです。ですからこうした番組で知識を得るのはすごく楽しいですね」
――そういえば、インスタグラムに共演者の黒柳徹子さんとツーショットの写真をアップしていましたね。
「じつは母が28歳のとき、『徹子の部屋』に出演していて。ちょうど今の私の歳ですね」
――え!? そうなんですか?
「はい。日本で活躍する外国人スタイリストとして。そこから“マキちゃん、テッちゃん”と呼び合う仲になったようで(笑)。徹子さん家のホームパーティに行ったりしていた時代があったんです」
――それは驚きです。
「ですから徹子さんも喜んでくれて。そこで今回、サプライズとして本番に父と母がスタジオ観覧客に混じって徹子さんを驚かそうとする企画があり(笑)。結果はご覧になってみてください(笑)」
――今後はテレビを主軸にしたいとは考えますか?
「多くの番組に出演するよりは、自分と何かしらの接点があり、テーマ性があるものに出たい気持ちはありますね。ただし、やはりモデルとDJをメインで活動したいと考えています。オファーがあればマイペースに受けていくというスタンスは崩したくないですね」
――テレビ業界もなかなか特殊で、どう付き合うかもセンシティブな問題ですよね。
「露出を増やせば、もちろん顔も覚えていただけるとは思うんですが、自分がブレてしまうと意味がないですからね。これまでのキャリアをしっかりと活かしていきたいです。それに多忙になるとインプットする時間が減ってしまうので」
――インプットとは?
「旅行だったり、ひとりの時間だったり、音楽を聴いたりヨガをしたり……。そこで感じる五感やフィーリングを自分の栄養として、今度は仕事に出す、つまりアウトプットするのが重要だと思います。この循環が滞ると結果として良い成果が出せなかったりもするんです」
――なるほど。
「“もっと良くできたはずなのに”って、そういう生き方はもったいないんじゃないかと思って。忙しいのも嫌いじゃないんです。ただし、それが自分にとってハッピーなのかどうか、友だちに会えない、家族に会えない、好きな音楽も聴けないとなると、バランスも崩れてきてしまいますから。20代後半からそう考えるようになりました」
――朝晩に分かれるモデルとDJの両立はなかなか大変かと。
「気合いですね(笑)。あとは好きだからこそ続けられる。だたし、モデルだけだと音楽が恋しくなるし、DJだけでもいけない。お互いの良さがあってバランスよく続けていくことを心がけています。キャリアをふたつ持つのは大変ですが、やりがいはあります」
――相互的に良い影響があるんですね。
「根がハッピーで、落ち込んでいる時間はほかに使えるのかなって。もちろん友だちとケンカをしたり失恋したり、落ち込むこともありますけど、それを乗り越えていけたのも仕事を頑張ったりワクワクする何かを見つけることができたからと思います」
――DJに関しては各国からオファーがあるようですが、今後もDJ活動に力を入れていきたい?
「テクノのアンダーグラウンド・シーンをフォローしている方々がいて、そのほとんどがテレビや雑誌では話題になりません。ファッションとしてではなく、そうした硬派な人々に認められたい思いはあります。また、そうした垣根を壊していくのが自分の任務だとも思っています」
――まだまだ偏見はありそうです。
「“ディス”られることもありますよ。モデルとDJを両立していることを理解してもらうのは大変です。海外も同じですが、モデルとDJをミックスするとダサいものになる認識は広くあります。じゃあ、私が地味な格好をしてプレイすればいいのか、そうではなく、日本の若い子たちにも『こんなにカッコいいジャンルがあるんだよ』って知ってもらうために、私は自分の利点を活かす必要があると思うんです」
――現在のシーンはわりとはっきり分かれていますよね。
「私の強みは女の子をパーティに惹きつける点にあると思うんです。モデルとしての私を見に来ているだけかもしれませんが、優れた音楽を広めることができる立ち位置ではあるのかな、と考えてDJは続けていますね。まだまだ女性だと軽んじられる傾向はありますが、それを打破したいです」
――おすすめのイベントなどは?
「自分の音楽のインスピレーションになっているのが、毎年9月に苗場スキー場で開催する音楽フェス『THE LABYRINTH(ザ・ラビリンス)』です。DJのラインアップはアンダーグラウンド・テクノを知らない人にはピンとこないかもしれませんが、とにかくカッコいいです。出ているアーティストではイタリア人DJのドナート・ドジーやピーター・ヴァン・ホーセンなどが好きですね」
――ご自分でもパーティを?
「今月24日(金)には代官山AIRで、自分がオーガナイズするレギュラーパーティがあります。今回はスペイン・マドリッドやニューヨークなどから選りすぐりのDJ陣でお届けする予定です。そんな風に自分でパーティを運営してファンを増やしていきたい野望もあるんです」
――うーん、やりたいことがたくさんですね! これはテレビに出てる場合じゃない(笑)。
7月24日(金)東京・代官山AIR 22時~
エリーローズ主催のDJイベント“DUCE”開催。
エリーローズ ゲスト出演
TBS系テレビ番組「世界ふしぎ発見!」は、7月25日(土)21時より放送。
――「世界ふしぎ発見」は、久しぶりのテレビ出演ですね。
「そうですね。モデル業とDJを軸に活動しているので、あまり(テレビに出る)機会はありませんが、子どものころから見ている番組に出るのはワクワクしました。昔から番組を見て『当たらないな~』って思ってましたから(笑)」
――ゲスト出演した回はどの地域だったのでしょうか?
「ハワイです。ハワイも5回ほど行っているのですが、仕事などでは滞在期間も短く、奥深いカルチャーを知ることができないんですね。今回、この番組を通して色々なことを知ることができました」
――ハワイは多くの人種が入り混じってできた文化なので、学んでみると面白いですよね。
「今のハワイは日本人が多く訪れているので、それに合わせて日本語表記もたくさんあったりして、ある意味ラクな場所なので、なかなかディープな場所にたどり着けないと思うんです。ですからこうした番組で知識を得るのはすごく楽しいですね」
――そういえば、インスタグラムに共演者の黒柳徹子さんとツーショットの写真をアップしていましたね。
「じつは母が28歳のとき、『徹子の部屋』に出演していて。ちょうど今の私の歳ですね」
――え!? そうなんですか?
「はい。日本で活躍する外国人スタイリストとして。そこから“マキちゃん、テッちゃん”と呼び合う仲になったようで(笑)。徹子さん家のホームパーティに行ったりしていた時代があったんです」
――それは驚きです。
「ですから徹子さんも喜んでくれて。そこで今回、サプライズとして本番に父と母がスタジオ観覧客に混じって徹子さんを驚かそうとする企画があり(笑)。結果はご覧になってみてください(笑)」
――今後はテレビを主軸にしたいとは考えますか?
「多くの番組に出演するよりは、自分と何かしらの接点があり、テーマ性があるものに出たい気持ちはありますね。ただし、やはりモデルとDJをメインで活動したいと考えています。オファーがあればマイペースに受けていくというスタンスは崩したくないですね」
――テレビ業界もなかなか特殊で、どう付き合うかもセンシティブな問題ですよね。
「露出を増やせば、もちろん顔も覚えていただけるとは思うんですが、自分がブレてしまうと意味がないですからね。これまでのキャリアをしっかりと活かしていきたいです。それに多忙になるとインプットする時間が減ってしまうので」
――インプットとは?
「旅行だったり、ひとりの時間だったり、音楽を聴いたりヨガをしたり……。そこで感じる五感やフィーリングを自分の栄養として、今度は仕事に出す、つまりアウトプットするのが重要だと思います。この循環が滞ると結果として良い成果が出せなかったりもするんです」
――なるほど。
「“もっと良くできたはずなのに”って、そういう生き方はもったいないんじゃないかと思って。忙しいのも嫌いじゃないんです。ただし、それが自分にとってハッピーなのかどうか、友だちに会えない、家族に会えない、好きな音楽も聴けないとなると、バランスも崩れてきてしまいますから。20代後半からそう考えるようになりました」
――朝晩に分かれるモデルとDJの両立はなかなか大変かと。
「気合いですね(笑)。あとは好きだからこそ続けられる。だたし、モデルだけだと音楽が恋しくなるし、DJだけでもいけない。お互いの良さがあってバランスよく続けていくことを心がけています。キャリアをふたつ持つのは大変ですが、やりがいはあります」
――相互的に良い影響があるんですね。
「根がハッピーで、落ち込んでいる時間はほかに使えるのかなって。もちろん友だちとケンカをしたり失恋したり、落ち込むこともありますけど、それを乗り越えていけたのも仕事を頑張ったりワクワクする何かを見つけることができたからと思います」
――DJに関しては各国からオファーがあるようですが、今後もDJ活動に力を入れていきたい?
「テクノのアンダーグラウンド・シーンをフォローしている方々がいて、そのほとんどがテレビや雑誌では話題になりません。ファッションとしてではなく、そうした硬派な人々に認められたい思いはあります。また、そうした垣根を壊していくのが自分の任務だとも思っています」
――まだまだ偏見はありそうです。
「“ディス”られることもありますよ。モデルとDJを両立していることを理解してもらうのは大変です。海外も同じですが、モデルとDJをミックスするとダサいものになる認識は広くあります。じゃあ、私が地味な格好をしてプレイすればいいのか、そうではなく、日本の若い子たちにも『こんなにカッコいいジャンルがあるんだよ』って知ってもらうために、私は自分の利点を活かす必要があると思うんです」
――現在のシーンはわりとはっきり分かれていますよね。
「私の強みは女の子をパーティに惹きつける点にあると思うんです。モデルとしての私を見に来ているだけかもしれませんが、優れた音楽を広めることができる立ち位置ではあるのかな、と考えてDJは続けていますね。まだまだ女性だと軽んじられる傾向はありますが、それを打破したいです」
――おすすめのイベントなどは?
「自分の音楽のインスピレーションになっているのが、毎年9月に苗場スキー場で開催する音楽フェス『THE LABYRINTH(ザ・ラビリンス)』です。DJのラインアップはアンダーグラウンド・テクノを知らない人にはピンとこないかもしれませんが、とにかくカッコいいです。出ているアーティストではイタリア人DJのドナート・ドジーやピーター・ヴァン・ホーセンなどが好きですね」
――ご自分でもパーティを?
「今月24日(金)には代官山AIRで、自分がオーガナイズするレギュラーパーティがあります。今回はスペイン・マドリッドやニューヨークなどから選りすぐりのDJ陣でお届けする予定です。そんな風に自分でパーティを運営してファンを増やしていきたい野望もあるんです」
――うーん、やりたいことがたくさんですね! これはテレビに出てる場合じゃない(笑)。
7月24日(金)東京・代官山AIR 22時~
エリーローズ主催のDJイベント“DUCE”開催。
エリーローズ ゲスト出演
TBS系テレビ番組「世界ふしぎ発見!」は、7月25日(土)21時より放送。