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松木安太郎氏「五郎丸選手はサッカーをやってても大成してたんじゃないかな」

Entame Plex 2015年11月6日 19時39分

11月25日(水)から始まる「明治安田生命 2015Jリーグチャンピオンシップ」の大会アンバサダーに就任したサッカー解説者の松木安太郎氏の任命式が6日、都内にて行われた。

本大会は、1回戦(11月25日)を皮切りに、準決勝(11月28日)、決勝(ホーム&アウェイ/12月2日、12月5日)というスケジュールで開催され、決勝戦は、11年振りに地上波での生放送も決定している。

任命式には、大会アンバサダーを務める松木氏と、村井満チェアマンが登壇。松木氏は「まずびっくりしたなというのが率直なところですね。アンバサダーということだから、日本語で言うと大使ですよね? 僕は“大したことない大使”なんてね(笑)」と冗談を交えつつアンバサダー就任の感想を語った。

1993年、1994年にヴェルディ川崎を率いた松木氏。任命式の中ではチャンピオンシップを制した瞬間や、35歳当時の松木氏の様子や胴上げシーンを収めた映像が流された。その映像を見た松木氏は「ずいぶん若作りな……じゃなくて若い映像でしたね」と自身の姿を見て苦笑いを浮かべた。



今回の注目選手を聞かれた松木氏は「サンフレッチェ広島ではやはり浅野選手」と即答。「インターナショナル級のスピードがありますからね。他にも佐藤寿人選手や宇佐美貴史選手も注目ですね。オリンピック予選が来年1月から始まりますが、そこにかかわってくる選手からも目が離せませんね。リオのオリンピック予選はかなり苦しそうではありますが、チャンピオンシップを制すればとFIFAクラブワールドカップやACL(アジアチャンピオンズリーグ)にも繋がっていきます。今までのJリーグとは違ったレギュレーションの中で、各チームのモチベーションも変わってきます。そういう意味でも楽しみの多いチャンピオンシップになりそうですね」と期待を寄せていた。

また、ラグビー日本代表のワールドカップでの活躍と、帰国後の盛り上がりについて「2019年の自国開催のワールドカップに向けて、選手やスタッフが一丸となって、盛り上げようと一生懸命になっていて、その盛り上がりや、懸命に戦う姿が今回の結果に繋がったんだと思います」と敬意を表した。



そして、五郎丸選手のキックについて「正確なインフロントキックができますから。五郎丸選手はサッカーをやってても大成してたんじゃないかなとは思いますね」と大絶賛。さらには、五郎丸選手お馴染みのルーティンポーズを真似ながら「五郎丸選手みたいなルーティンをやる人がサッカー界にでてきてもいいと思いますけどね。というか僕が選手なら確実にコーナーキック前にやってましたね(笑)。サッカー界でも遠藤選手みたいなコロコロPKみたいな特徴的なのもありましたけど、ああいう個性的な選手がどんどん出てくるといいですね」とコメント。

最後に、松木氏は「一番重要なのはグランドでしっかりとプレーする選手や全力を尽くすスタッフ・コーチ・監督、そのすべてが精一杯の力を出して戦うことが、一番のアピールになると考えています。ピッチで戦う選手たちにいいゲームを展開して頂いて、サポーターにすばらしいゲームを見せて頂きたいですね」と大会アンバサダーらしい言葉で締め括った。

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