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中村獅童がこだわる“頑固”なこととは?

Entame Plex 2015年11月11日 17時47分

11月9日、紀伊國屋書店・新宿本店に開店した「頑固あげポテト屋」に“店主”として歌舞伎俳優の中村獅童が姿を見せた。「頑固ポテト屋」は、湖池屋が展開する「頑固あげポテト」ブランドをアピールするために、9日~15日の期間限定にてオープンした店舗で、店では出来たての「頑固あげポテト」が、このときだけの限定フレーバーで無料にて振る舞われる。



この日、中村は、同ブランドのこだわりを体現したキャラクター「釜田揚太郎」の二代目の襲名とともに、「頑固あげポテト屋」の“店主”も務めた。記者発表会では「頑固三箇条」の口上を、マイクも使わず見事な声量で言いあげる一幕も。



エンタメプレックスは、会見後の中村にインタビューし、「頑固あげポテト」のお気に入りや自身の“頑固”だと思う面についてたずねた。

――イベントでは、書店じゅうに声が響き渡りましたね(笑)。さっそくですが、「頑固あげポテト」を食べた感想はいかがですか?

「この商品は、3度揚げという伝統の揚げ方にこだわっているのですが、やっぱり食感が一番の魅力ですよね。硬い、とはまた違った独特のカリッとした感じがたまりません」

――「頑固あげポテト屋」では、通常のラインアップに加えて柚子コショウなど、限定のフレーバーも揃っています。中村さんが試作するならどんな味にしますか?

「カレー味なんか合うんじゃないでしょうか。ゆくゆくは『中村獅童プロデュース』として何か提案してみたいですね」

――ご自宅でラーメンなど作る際も、長い時間スープを煮込むなどのこだわりを持つ中村さんですが、ご自分でポテトチップスを作ったことはありますか?

「そうですね。妻が揚げるときもあります。自作だと、どうしても厚めになってしまうんですが。ポテトチップスはおつまみにもいいし、例えばハンバーガーなどの付け合せにも合うじゃないですか? でも、ポテトチップスがこれだけ揚げ方で味が変化するなんて、今回のお仕事をさせていただいて初めて知りましたね」

――中村さんは以前「職人に憧れている」との発言がありましたが、まさにこうした職人になってみてどんなお気持ちですか?

「もうこの衣装を着ると『釜田揚太郎』になりきってしまうので、思わず頑固者らしく声を張り上げてしまいますね。自分自身、歌舞伎の世界で長年こだわりを持って挑んでいるので、『釜田揚太郎』には相通じるものを感じています」

――中村さんが「釜田揚太郎」に扮したWEB CMですが、顔から上だけが実写の「ムービングフェイスアニメーション」というユニークな手法を使っていますね。撮影でご苦労された点などはありますか?

「体部分はCGなので、撮影中は肩を固定しました。ちょっとでもズレると映像がおかしくなってしまうんです。横を向くシーンでも肩が動くと台無しなので、その点に苦労しましたね」



――商品には“頑固”というワードが入っていますが、中村さんご自身が「頑固だな」と思われる部分はありますか?

「仕事に関しては、ときには頑固な精神が必要だと思います。それ以外ですと、“え!? そこにこだわるの?”みたいに、変わったポイントで引っかかる場合があります」

――例えばどんな部分ですか?

「例えば、自宅のベッドルームも『ホテルみたいにしたい』と考えて、物の角度や置き方に妙にこだわってしまいます。あとは匂いですかね。普段からお香やアロマは持ち歩いているんですが、楽屋などでもよく焚いています」

――現在は舞台「青い瞳」に出演中ですが、また新春からも舞台続きだと思います。来年はどんな年にしたいですか?

「この『頑固あげポテト』のようにこだわって、とにかく頑固に生きていきたいと思います。『釜田揚太郎』を襲名したからには老若男女、すべての皆さまにこのポテトの良さを伝えていければと思いますね」

――中村さんの歌舞伎を見ながら、なんてことは失礼ですかね?

「いえ。歌舞伎の客席って普通の新劇などと違って基本的には明るいんですよ。食事やお酒を飲んだりも別に悪いことではないので、休憩時間中に『頑固あげポテト』を召し上がっていただけたらうれしいですね!」

「頑固あげポテト屋」
2015年11月9日(月)~15日(日)
東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋書店 新宿本店1F
平日 15:00~18:00 ※300個限定
土日 13:00~19:00 ※600個限定
店舗限定フレーバーを全6種類から2種を選択(無料)

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