“ボーカル(KAZUKI)が加わったことでより多くの人に届けやすくなった……”
メンバーのKUBO-Cがそう語るように、DOBERMAN INFINITYは以前とは比べようもないほどに大きく変化した。
DOBERMAN INCとしての活動を経て、SWAYとKAZUKIが加わり、2014年6月に新たなスタートをきった彼ら。12月2日にリリースとなる待望のファーストフルアルバム「THE LINE」は、その大きな変化、進化を存分に見せつけるまさに意欲作となっている。
今回はそんな新作とともに、彼らの今、そして未来、夢をメンバー5人が話してくれた。
――KUBO-Cさん、GSさん、P-CHOさんは前身であるDOBERMAN INCのメンバー。DOBERMAN INFINITYとなってどんな変化がありました?
KUBO-C「何より大きいのは、以前よりも曲に対する視野が広がったことですね」
――確かに音楽性はだいぶ変わりました。
KUBO-C「SWAY、そしてKAZUKIが入って華が出ましたし、やっぱりボーカル(KAZUKI)が加わったことでより多くの人に届けやすくなったと思います」
GS「みんな年齢、時間とともに人間的にも成長することができたんですよね。以前は自分たちが主張するのは存在アピールや、これがヒップホップなんだっていう強い提示でしたけど、様々な経験を経て変化したんです。そこにはたくさんの出会い、それこそLDHのHIROさんやEXILEのみなさん、新しく加わった2人も含め、たくさんの縁があり今があると思ってます」
P-CHO「このメンバーになって今まで見れなかった夢が見れるというか、口にできなかったことまで口にするようになりました。意識とともに感覚も変化し、自分が戦う場所も成長できたと思いますね」
――SWAYさん、KAZUKIさんは加入してみていかがでした?
SWAY「僕は今の事務所で役者としても活動し、今年で4年目になるんですが、3人とは昔からよく遊んでいただいていたんですよ。だから溶け込むのは早かったんですけど、この1年半は本当に早くて。その中で、全国アリーナツアーという大きな目標を前に自然と5人が1つになれたと思います」
KAZUKI「僕は『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4』でファイナルまでいくことができ、その後DOBERMAN INFINITYに参加させていただくことになったんですが、そのときに“夢はアリーナツアーです”と言ったはいいものの、その意味を全然わかっていなくて。その後あまりのスピード感に付いていくのが必死の毎日でしたけど、その中で自分が思ったこと、考えたことを音に落とし込み、人に伝えるのがアーティストなんだってわかりました。そして、アリーナツアーの本当の意味、成功させるためにはどうするべきか、そういったことも考えられるようになりましたね」
――今回、待望のアルバム「THE LINE」がリリースされますが、このタイトルはかなり思い入れのあるものだとか。
GS「これはSWAYが提案してくれたんですけど、僕らは導かれるように5つの線が1つになって、考えてみると自分たちの中でもいろいろな線があるんですよね。それは、誰にでもあるであろう超えるべき壁、というか線も含めて。自分たちがそういう線を何度も超え、次はアリーナツアーという大きな線もある。さらには、そこに辿り着くための道=線という意味もふまえ、このタイトルは今の自分たちにもぴったりだなと」
――生みの親はSWAYさんなんですね。
SWAY「今年夏フェスとかに参加させていただくにあたって、僕はグッズのデザインをやらせてもらったんですけど、そのときに“WE ALL CAN BE CONNECTED”(僕たちは1つに繋がれる)というテーマを掲げて、チェーンをモチーフにしたタオルを作ったんです。みんなでタオルを広げるとチェーンが繋がって見えるというような。そのアイディアができたときに、今回のワードが浮かんできたんです。点と点を結んでいくように今と未来を結ぶ、そして1つの線になっていく、そのコンセプトはすごくいいなと思って」
――先ほどKUBO-Cさんも仰ってましたが、アルバムには全15曲、とにかく音楽的なバリエーションが豊富。ヒップホップだけじゃなくEDMあり、バラードあり。
SWAY「やはりアリーナという目標が大きいですよね。その規模感もそうですが、対峙するお客さんの数も今まで僕らが勝負していた場所とは遥かに違いますし。そこに立つためにまず必要なのは間口を広げることかなと思って。自分たちの音楽を好きになっていただいて、そこからいろいろな形を理解していただければと思ってます。ただ、それができたのもKAZUKI(ボーカル)の存在が大きい。彼がいることで可能になった部分はありますね」
GS「ラップで“愛してる”は言いにくいけど、それをKAZUKIに言ってもらえますからね。KAZUKIはボーカル兼“愛してる”担当で(笑)」
KAZUKI「担当しましたね、今回(笑)。それは確かに強みだと思いますけど、逆にボーカルでは言えないことをラップで言うこともできる。しかも、それが違和感なく曲を通してできたと思います」
――作曲家陣も今回フレッシュな方が多いですよね。MaozonくんとかBanvoxくんとか。
GS「みんな確実に新世代ですよね」
P-CHO「若いから一緒にやろうというわけでなく、彼らのサウンドが魅力的だから一緒にやりたかったんです。ただ、出会ったときは、昔Bach Logicに会ったときと同じ感覚とオーラというか、かなり衝撃的でしたね」
SWAY「みんないい意味で変態ですよ、いい意味で(笑)」
――でも、そういったフレッシュな力も相まって、「SAY YEAH!!」や「NEO STREET」など、ライブで盛り上がりそうな曲も多々あって。
KUBO-C「すでにライブでも披露してきましたが、確実に盛り上がりますね」
――その一方でバラード的なものもあったり。
KAZUKI「その振り幅はメチャクチャ意識してます。それが、DOBERMAN INFINITYとしての一番の変化だと思いますし。僕自身、以前は自分の歌い方を貫き通すことがかっこいいと思ってましたけど、曲によって柔軟に対応していくことが重要で、それができるのが本当のシンガーだと思うようになりました」
――アルバムのリリース後、2016年3月からは全国ツアーも予定しているんですよね。
KUBO-C「ライブはみんな大好きなので、今から楽しみですね」
P-CHO「しかも、今回は初めての全国(ツアー)。前回は東京と大阪だけで、曲数も少なかったので、次は明らかにパワーアップしたライブができると思います」
――今年はシングル~配信、そしてアルバムと本当に精力的な1年でしたね。
SWAY「たくさんの夢が叶った1年でしたね。ワンマンをやらせていただいて、シングルをリリースし、オリコントップ3にも入って。あとはレギュラーラジオが始まり、アルバムも出せて。個人的にはドラマにも出れましたし、本当に幸せでした。ただ、来年は今年を超えたい。さらにチャレンジしていきたいと思ってます」
KAZUKI「今年になってようやくまわりを見れる余裕ができ、積極的に自分を追い込んでいこうと思えた、そんな1年でした。そして、それは今後も積み重ねていくべきことで、僕はまだまだシンガーとして成長できると思うんです。そういう意味では、今年は全てのきっかけとなった1年だったと思います」
――ちょっと早いですが、2016年の抱負を。
GS「まずは来年のライブツアーですね。そして、またアルバムという形でみなさんに届けられたらと思いますけど、とにかく2015年を超える、2016年を人生で一番幸せな年にしたい。よりたくさんの人にDOBERMAN INFINITYを届けたいですね」
P-CHO「DOBERMAN INFINITYは限界がない、無限の可能性に挑戦するのがテーマ。僕らはここが限界じゃないし、2016年はより加速したスピードで階段を駆け上っていけたらと思ってます。そして、全国アリーナツアーという明確な目標に向かって走り続けたいです」
――ちなみに、それはいつ達成予定なんですか?
GS「明日! 気持ちとしてはそのぐらいの意気込みですね(笑)。明確な期日はなく、とにかく早く、そのために頑張る。その結果がアリーナツアーだと思ってます」
――今回のアルバムもぜひアリーナで聴いてみたいです。
KUBO-C「それは僕ら自身思っていることですし、できるのは僕らしかいないので、とにかくこれからも頑張っていきたいと思います」
メンバーのKUBO-Cがそう語るように、DOBERMAN INFINITYは以前とは比べようもないほどに大きく変化した。
DOBERMAN INCとしての活動を経て、SWAYとKAZUKIが加わり、2014年6月に新たなスタートをきった彼ら。12月2日にリリースとなる待望のファーストフルアルバム「THE LINE」は、その大きな変化、進化を存分に見せつけるまさに意欲作となっている。
今回はそんな新作とともに、彼らの今、そして未来、夢をメンバー5人が話してくれた。
――KUBO-Cさん、GSさん、P-CHOさんは前身であるDOBERMAN INCのメンバー。DOBERMAN INFINITYとなってどんな変化がありました?
KUBO-C「何より大きいのは、以前よりも曲に対する視野が広がったことですね」
――確かに音楽性はだいぶ変わりました。
KUBO-C「SWAY、そしてKAZUKIが入って華が出ましたし、やっぱりボーカル(KAZUKI)が加わったことでより多くの人に届けやすくなったと思います」
GS「みんな年齢、時間とともに人間的にも成長することができたんですよね。以前は自分たちが主張するのは存在アピールや、これがヒップホップなんだっていう強い提示でしたけど、様々な経験を経て変化したんです。そこにはたくさんの出会い、それこそLDHのHIROさんやEXILEのみなさん、新しく加わった2人も含め、たくさんの縁があり今があると思ってます」
P-CHO「このメンバーになって今まで見れなかった夢が見れるというか、口にできなかったことまで口にするようになりました。意識とともに感覚も変化し、自分が戦う場所も成長できたと思いますね」
――SWAYさん、KAZUKIさんは加入してみていかがでした?
SWAY「僕は今の事務所で役者としても活動し、今年で4年目になるんですが、3人とは昔からよく遊んでいただいていたんですよ。だから溶け込むのは早かったんですけど、この1年半は本当に早くて。その中で、全国アリーナツアーという大きな目標を前に自然と5人が1つになれたと思います」
KAZUKI「僕は『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4』でファイナルまでいくことができ、その後DOBERMAN INFINITYに参加させていただくことになったんですが、そのときに“夢はアリーナツアーです”と言ったはいいものの、その意味を全然わかっていなくて。その後あまりのスピード感に付いていくのが必死の毎日でしたけど、その中で自分が思ったこと、考えたことを音に落とし込み、人に伝えるのがアーティストなんだってわかりました。そして、アリーナツアーの本当の意味、成功させるためにはどうするべきか、そういったことも考えられるようになりましたね」
――今回、待望のアルバム「THE LINE」がリリースされますが、このタイトルはかなり思い入れのあるものだとか。
GS「これはSWAYが提案してくれたんですけど、僕らは導かれるように5つの線が1つになって、考えてみると自分たちの中でもいろいろな線があるんですよね。それは、誰にでもあるであろう超えるべき壁、というか線も含めて。自分たちがそういう線を何度も超え、次はアリーナツアーという大きな線もある。さらには、そこに辿り着くための道=線という意味もふまえ、このタイトルは今の自分たちにもぴったりだなと」
――生みの親はSWAYさんなんですね。
SWAY「今年夏フェスとかに参加させていただくにあたって、僕はグッズのデザインをやらせてもらったんですけど、そのときに“WE ALL CAN BE CONNECTED”(僕たちは1つに繋がれる)というテーマを掲げて、チェーンをモチーフにしたタオルを作ったんです。みんなでタオルを広げるとチェーンが繋がって見えるというような。そのアイディアができたときに、今回のワードが浮かんできたんです。点と点を結んでいくように今と未来を結ぶ、そして1つの線になっていく、そのコンセプトはすごくいいなと思って」
――先ほどKUBO-Cさんも仰ってましたが、アルバムには全15曲、とにかく音楽的なバリエーションが豊富。ヒップホップだけじゃなくEDMあり、バラードあり。
SWAY「やはりアリーナという目標が大きいですよね。その規模感もそうですが、対峙するお客さんの数も今まで僕らが勝負していた場所とは遥かに違いますし。そこに立つためにまず必要なのは間口を広げることかなと思って。自分たちの音楽を好きになっていただいて、そこからいろいろな形を理解していただければと思ってます。ただ、それができたのもKAZUKI(ボーカル)の存在が大きい。彼がいることで可能になった部分はありますね」
GS「ラップで“愛してる”は言いにくいけど、それをKAZUKIに言ってもらえますからね。KAZUKIはボーカル兼“愛してる”担当で(笑)」
KAZUKI「担当しましたね、今回(笑)。それは確かに強みだと思いますけど、逆にボーカルでは言えないことをラップで言うこともできる。しかも、それが違和感なく曲を通してできたと思います」
――作曲家陣も今回フレッシュな方が多いですよね。MaozonくんとかBanvoxくんとか。
GS「みんな確実に新世代ですよね」
P-CHO「若いから一緒にやろうというわけでなく、彼らのサウンドが魅力的だから一緒にやりたかったんです。ただ、出会ったときは、昔Bach Logicに会ったときと同じ感覚とオーラというか、かなり衝撃的でしたね」
SWAY「みんないい意味で変態ですよ、いい意味で(笑)」
――でも、そういったフレッシュな力も相まって、「SAY YEAH!!」や「NEO STREET」など、ライブで盛り上がりそうな曲も多々あって。
KUBO-C「すでにライブでも披露してきましたが、確実に盛り上がりますね」
――その一方でバラード的なものもあったり。
KAZUKI「その振り幅はメチャクチャ意識してます。それが、DOBERMAN INFINITYとしての一番の変化だと思いますし。僕自身、以前は自分の歌い方を貫き通すことがかっこいいと思ってましたけど、曲によって柔軟に対応していくことが重要で、それができるのが本当のシンガーだと思うようになりました」
――アルバムのリリース後、2016年3月からは全国ツアーも予定しているんですよね。
KUBO-C「ライブはみんな大好きなので、今から楽しみですね」
P-CHO「しかも、今回は初めての全国(ツアー)。前回は東京と大阪だけで、曲数も少なかったので、次は明らかにパワーアップしたライブができると思います」
――今年はシングル~配信、そしてアルバムと本当に精力的な1年でしたね。
SWAY「たくさんの夢が叶った1年でしたね。ワンマンをやらせていただいて、シングルをリリースし、オリコントップ3にも入って。あとはレギュラーラジオが始まり、アルバムも出せて。個人的にはドラマにも出れましたし、本当に幸せでした。ただ、来年は今年を超えたい。さらにチャレンジしていきたいと思ってます」
KAZUKI「今年になってようやくまわりを見れる余裕ができ、積極的に自分を追い込んでいこうと思えた、そんな1年でした。そして、それは今後も積み重ねていくべきことで、僕はまだまだシンガーとして成長できると思うんです。そういう意味では、今年は全てのきっかけとなった1年だったと思います」
――ちょっと早いですが、2016年の抱負を。
GS「まずは来年のライブツアーですね。そして、またアルバムという形でみなさんに届けられたらと思いますけど、とにかく2015年を超える、2016年を人生で一番幸せな年にしたい。よりたくさんの人にDOBERMAN INFINITYを届けたいですね」
P-CHO「DOBERMAN INFINITYは限界がない、無限の可能性に挑戦するのがテーマ。僕らはここが限界じゃないし、2016年はより加速したスピードで階段を駆け上っていけたらと思ってます。そして、全国アリーナツアーという明確な目標に向かって走り続けたいです」
――ちなみに、それはいつ達成予定なんですか?
GS「明日! 気持ちとしてはそのぐらいの意気込みですね(笑)。明確な期日はなく、とにかく早く、そのために頑張る。その結果がアリーナツアーだと思ってます」
――今回のアルバムもぜひアリーナで聴いてみたいです。
KUBO-C「それは僕ら自身思っていることですし、できるのは僕らしかいないので、とにかくこれからも頑張っていきたいと思います」