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七夕のルーツは? なぜ七夕にお願いするのか……実は知らない七夕のあれこれ

Entame Plex 2016年6月24日 15時14分

7月7日は七夕です。それは、織姫と彦星が一年に一度だけ天の川をはさんで出会える日。そして、願い事を書いた短冊を飾る日でもありますね。では、なんで七夕に願いごとをするのか、みなさん知っていますか?



このたび、國學院大學では七夕を前に今年入学した一年生100人を対象に笹に願い事を書いた短冊を飾る由来について聞いたところ、その理由を知っていると答えた学生は27%。約3/4の学生が知りませんでした。その一方で、七夕の文化を外国に伝えたいという方は81%と高い数字も。
なぜ七夕に短冊を飾るかと言えば、これはそもそも中国から伝わったもので(織姫と彦星の物語も)、織姫が機織りや縫製が得意だったことから彼女にあやかり同じように仕事が上達するようにお祈りする風習が生まれ、やがて機織りや縫製だけでなく芸事などに広がり、今では様々な願いごとをするようになったそうです。また、なぜ笹なのかといえば、笹(竹)はそもそも神聖なものとされていたためのようです。



また、今回は七夕と言えば浴衣ということで、同じく國學院大學の学生にお祭りやイベントで浴衣を着たいか聞いてみると78%が着たいと答えているものの、全体の76%がひとりでは浴衣を着ることができないと回答。七夕を海外に広めたり、浴衣を着たりと日本の文化に愛着があるものの、なかなかそれを実践するまでにはいかないようです。
そんな現状を鑑み、このたび同大学の渋谷キャンパスでは“日本文化の継承と体験”を目的に7月7日の七夕には学生、留学生、教職員が浴衣で過ごす「和装デー」を開催。当日は短冊や風鈴、かざぐるまなども飾られ、屋台なども出店。その他にも様々なイベントが行われるそうです。

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