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松本伊代、35周年公演でファンを前に一連の騒動を謝罪

Entame Plex 2017年2月12日 21時0分

松本伊代が11日、愛知・名古屋BlueNoteで芸能生活35周年を記念したワンマンライブを開催した。

松本は、1981年10月に「センチメンタル・ジャーニー」で歌手デビュー。“花の82年組”を代表するアイドルとしてヒットを連発し、1982年には史上最年少(当時)で日本武道館のコンサートを成功させるなど、数々のステージを経験してきた。そんな彼女が、ジャズクラブとして知られるブルーノートでライブを行なうのはデビュー以来、初めて。この日は中盤で自身初のアコースティック・コーナーを設けるなど、しっとりした曲を中心に14曲を歌唱し、アダルトな魅力をふりまいた。



地方におけるワンマンライブとしては、およそ25年ぶりとなる今回の公演には名古屋はもちろん、全国からもファンが集結。近年、メディアで取り上げられることも多い、親衛隊のメンバーも駆けつけ、バラードを静かに聴き入る一方、アイドル時代のアッパーチューンでは、熱い“IYOちゃんコール”が送られるなど、盛り上がりをみせた。

この日、2曲目を歌い終えたあとのMCでは、鉄道営業法違反容疑で書類送検されたことを陳謝。「このたびは私の軽率で不謹慎な行動により、多くの皆様に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。深く反省しております。申し訳ありませんでした。このような状況を招いた私がライブを開催していいものか、ぎりぎりまで悩んだのですが、こんなにたくさんのお客様にお運びいただいて、心より感謝申し上げます」と涙ながらに語り、深々と頭を下げる一幕も。当初は緊張した表情を見せていた松本だったが、歌ううちに観客との距離が近いライブハウスの雰囲気にすっかり馴染んだ様子。



終演後には「これからは気を引き締めて、このような形のライブも続けていきたいです」とコメントするなど、今後の音楽活動にさらなる意欲を示し、ステージをあとにした。

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