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福島第一原発で燃料デブリの試験的取り出しに使う装置 7月10日にも搬入へ

福島中央テレビニュース 2024年7月3日 12時7分

福島第一原発で燃料デブリの試験的取り出しに使う装置が、7月10日にも搬入されます。

福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料、燃料デブリの取り出しには「テレスコ式」と呼ばれる釣り竿のような形をした装置を使う予定で、兵庫県神戸市の工場にあります。

東京電力は、この装置を7月3日から大型トレーラーで輸送し、7月10日ごろにもデブリを取り出すための機器を福島第一原発に搬入する予定です。

7月中旬から機器を設置し、原子力規制委員会による使用前検査に合格すれば、早ければ8月にも燃料デブリの試験的取り出しに着手する方針です。

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