自分のものではないIDとパスワードを使って、浪江町役場のサーバーに不正にアクセスしたとして、64歳の役場職員が逮捕されました。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反（不正アクセス行為の禁止）の疑いで逮捕されたのは、南相馬市原町区に住む浪江町役場の職員、鈴木祐一容疑者64歳です。鈴木容疑者は、1月12日午前6時頃、浪江町役場内で、町から貸与されたノートパソコンを使用して、他の役場職員に付与されたIDとパスワードを入力して役場のサーバーに不正にアクセスした疑いが持たれています。5月9日に町に「被疑者が不正アクセスをしている」という相談があり、警察が捜査を開始しました。複数回アクセスしている可能性があるということです。閲覧したのは出退勤管理とみられ、町民の個人情報などは含まれていないということです。鈴木容疑者は容疑を認めていて、警察はIDなどの入手方法や動機について調べを進めています。