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初の連合チームでのベスト16「安達・本宮」、相馬との3回戦は… 福島

福島中央テレビニュース 2024年7月22日 19時3分

夏の高校野球福島大会、22日は3回戦が2会場で4試合行われました。注目は、福島大会の歴史の中で初めて連合チームでベスト16まで勝ち上がった安達・本宮対大会屈指の好投手率いる相馬の一戦です。

白河グリーンフィールドで行われた3回戦。連合チームの安達・本宮対相馬の試合。初めての経験は、応援席も同じです。2回戦突破後、応援団を募集すると、保護者の他に両校62人の生徒が応援に駆けつけました。制服の違う生徒が保護者のリードを真似て、初めての野球の応援で声援を送ります。

試合は、1回ウラ相馬の攻撃、先頭バッター関。内野安打で出塁すると。

2アウトランナー2塁のチャンスで4番・渡邊!右中間へのタイムリーツーベースで相馬が先制!

すると、3回オモテ2点を追いかける安達・本宮の攻撃。

1アウトランナー1塁で1番船木!センター返しのツーベースヒットを放つと、なおも1アウトランナー2、3塁のチャンスで2番國分!ライトへ抜けるあたりは同点に追いつく2点タイムリーに!

続く、3番矢部!センター前ヒットで安達・本宮が逆転!

6回ウラ、2点をおいかける相馬の攻撃。

ノーアウト満塁で代打はエースの寳。

センターへの犠牲フライで1点を返すとなおも2アウト満塁で9番武澤。

レフト前ヒットで同点、そして、逆転のランナーが返ります!

相馬はこの回打者一巡で3得点。

その後7回オモテは、今大会の注目の投手・寳がマウンドにあがると7回8回を気迫のピッチングで三者凡退に抑えます。

そして、9回オモテ安達・本宮最後のバッターも倒れ、3時間11分の試合は、6対4で相馬が制し、準々決勝進出を決めました。

一方、敗れてはしまいましたが連合チーム初のベスト16。

福島大会の歴史に「安達・本宮」の名を刻みました。

■相馬・寳佑真選手(3年)

「ベンチの人全員が諦めない気持ち必ず追いつくって気持ちがあって逆転できてほっとした気持ちが一番強いです」

■安達・本宮連合チーム/安達・安齋亮主将(3年)

「結果は残念だったんですけど最後まで自分たちらしく元気よく野球ができていたので。大会初となるベスト16という成績残せてよかったです」

須賀川創英館と第3シード光南の試合は、8回まで0対0だったんですが須賀川創英館が9回オモテに入れた1点が決勝点となり、1対0で優勝候補の光南を下し準々決勝へと駒を進めました。

また、福島市のあづま球場で行われた2試合は、第4シード古豪・磐城が二本松実業に勝利。そして、ベスト8が出揃いました。

聖光学院や学法石川の他に、ノーシードのいわき湯本もベスト8に名を連ねています。

準々決勝はあさって24日(水)、県営あづま球場と白河グリーンスタジアムで行われます。

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