今シーズン3度目の熱中症警戒アラートが発表された29日の県内。
最高気温は広野で35.5度、小名浜で35.4度、石川で35度の猛暑日となったほか、30ある地点のうち21地点が30度を越える暑さとなりました。
■子ども
「ジメジメ、ムシムシしてて、めっちゃ暑い。首に濡らしたタオルを巻いて、涼しくしている」
■女性は
「きつい。昔はこんなに暑くなかったのに」
この暑さ。外で働く人にとっては命にかかわる危険な暑さです。
■光警備保障 菊地 望さん
「これまでと比べても、2024年の暑さは異常かなと…」
取材したのは、交通誘導などを行う警備員です。
直射日光とアスファルトの照り返しで、より厳しい暑さにさらされています。
■光警備保障 菊地 望さん
「後ろにファン(扇風機)が付いていて、外気を取り込んで、中で空気を循環させて、体感温度を下げるもの」
仕事中は、扇風機がついた特殊な服を着て暑さをしのぐほか、休憩や水を飲む時間をこまめに設けて熱中症対策をしています。
■光警備保障 菊地 望さん
「外の仕事になるので、隊員たちにとってはかなり厳しい、体調管理も難しいほどの暑さになっている」
梅雨明け前にもかかわらず、危険な暑さが続く県内。
亡くなる人も出ています。
消防によりますと、28日いわき市で80代の女性が自宅の庭で倒れているのが見つかりその後、熱中症の疑いで死亡したということです。
30日も福島で猛暑日の予想となっていて、エアコンを使用したりこまめに水分を補給したりして命を守る熱中症対策を行ってください。
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