台風第5号が東北地方を横断する影響で福島県内では夜遅くにかけて、一時的な大雨による土砂災害などに注意が必要です。
台風第5号は、勢力を維持したまま、まもなく（午前7時現在）東北地方に上陸し、東北地方を横断します。
福島県内の雨は朝までの雨量はそう多くはなく、午前7時現在の24時間雨量は北塩原村（桧原）10.5ミリ、伊達市（梁川）8ミリ、飯舘村8ミリ、南相馬市5.5ミリ、福島市2ミリなどとなっています。
福島地方気象台によりますと、台風5号は今後、日本海で熱帯低気圧に変わりますが、動きが遅くため、台風や台風から変わった熱帯低気圧の影響が14日頃にかけて長引くおそれがあります。また、海上は強い風が吹き大しけとなるでしょう。
台風の影響で暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になり、一時的に雷を伴って激しい雨が降り大雨となる所がある見込みで、引き続き土砂災害などに注意が必要です。
12日午前0時から13日0時までに予想される24時間降水量は多い所で中通り・会津が80ミリ、浜通り60ミリと予想されています。
また予想される最大瞬間風速は浜通り・中通りで25メートル、会津20メートルです。