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「ノーモアメガソーラー宣言」の福島市 2025年春を目指し規制条例審議会・福島県

福島中央テレビニュース 2024年8月29日 17時53分

太陽光発電所の乱立が問題となっている福島市は法的な実効性を持つ規制条例を検討する審議会を開きました。

福島市には工事中も含めて現在26のメガソーラー施設があり、なかには景観の悪化や大量の泥水が流出する被害が確認されています。

福島市は「ノーモアメガソーラー宣言」を掲げ、リスクのあるメガソーラーの建設を望まない姿勢を示してきました。

しかし計画中止の指導を無視した事業者もいたことなどから条例の制定を目指しています。

8月29日は専門家らとの審議会が開かれ、メガソーラーの設置を許可制にし災害の発生や景観の悪化をまねくおそれのある土地などに禁止区域を設けるなどの条例案が議論されました。

■福島市環境審議会会長(東北大学大学院 教授)中田 俊彦さん

「今の時点で市が合意形成をして、立ち上がって条例化することはとても大きな意義がある」

福島市は2025年の4月に条例の施行を予定しています。

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