東京電力は9月10日午前7時20分から、中断していた福島第一原発2号機の燃料デブリの取り出し作業を再開しました。
午前10時までに大きなトラブルは報告されておらず、機械を隔離弁から挿入し、60センチほど進んだ場所にあるということです。
9月10日の作業はここまでです。
今後2週間ほどかけて、機械の先端についた爪で少量のデブリをつかみ取り回収します。
東京電力の計画では、原子炉の横から釣りざおのような形状の機械を差し込み、燃料デブリを最大3グラム採取します。
9月8日までにパイプを正しく並び変える作業を完了し、9日には小早川社長が福島第一原発構内にある遠隔操作室に入り、モニター越しに現場の状況を確認していました。
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