白河市であるグッズが話題を呼んでいます。
手がけたのは、地元の高校生と障がい者の就労を支援する施設。
地域の魅力を発信するプロジェクトにChuモクします!
白河市のコミュニティカフェ「エマノン」。
高校生らが交流できる場所として営まれていて、この日も放課後の高校生が足を運びました。
こちらの高校生!このカフェでの交流をきっかけに、あるグッズづくりに挑戦しました。
それというのが…
■清陵情報高校 大髙蒼空さん
「自分が考えた箸置きがたくさんあって、これからみんなの手にわたると思うと凄く嬉しくなった」
それが、この「箸置き」です。
地域の魅力を箸置きで発信しようと、高校生は12種類の箸置きをデザイン。
白河市の伝統工芸品「白河だるま」に、塙町のダリア、それに西郷村の水芭蕉といった県南地方のさまざまな魅力が描かれています。
■白河旭高校 岡部結菜さん
「その箸置きかわいいとか、センスいいねとか言って。話すきっかけにもなって会話に華を持たせてくれたら」
■白河旭高校 染谷あいねさん
「いろんな大人と関われたことは、今後に生かせていけると思う」
高校生がデザインした「箸置き」。
障がい者の就労支援にも役立っています。
■トクギー代表 松永武士さん
「(高校生たちが)かわいいとか素敵だなと思う感性がこういう部分なんだ。我々にはない部分の発見があってすごく有意義でした」
大堀相馬焼の窯元の1つ、松永窯の4代目の松永武士さんは、障がい者の就労支援と伝統工芸の担い手不足を解消しようとここ白河市で大堀相馬焼の技術をいかし活動しています。
施設の利用者は、クリエイターとして働き、今回、高校生がデザインした箸置きを形にしています。
■トクギー代表 松永武士さん
「クリエイターさんたち(利用者)も凄くやりがいを持って作ってくれている。かなり反響が良くて、よかったなと思う」
■白河旭高校 染谷あいねさん
「活動を通して白河の魅力を知ることができたので、他の人にも魅力を伝えられればと思います」
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