動画投稿サイト「YouTube」で公開されている福島の桃をPRする動画、県産食材の魅力を発信しようと県の農林水産部が公開しています。
■農林水産部農林企画課 井出忠行 主幹
「県民の方、県外の人もそうだが食や農林水産物への関心は非常に高いものがあると思っています。様々なコンテンツをある程度まとまった形で伝えようと独自のチャンネルを設けました」
実はこうした動画。県の職員が撮影・編集を手掛け配信しています。
この日は動画制作のプロを講師に招き、ある動画を撮影するといいます。
大きな船を前に何を撮るのかというと…
「魚の資源を調べることに特化しているので網を引っ張る船型という特徴があります」
このインタビューに合う映像の撮影です。
「網を引っ張る船型」
これを映像で表現するのは、なんだか難しそうです。
これに挑むのは若月祐太郎さん。
■いわき農林事務所若月祐太郎さん
記者「県職員になって動画を撮ることになると思った?」若月さん「いや全然思ってなかったです、はい」
カメラの画面に目を凝らして「網を引っ張る船型」を自分なりに表現します。
■いわき農林事務所若月祐太郎さん
「網で調査をしているんだろうなというところ(をわかるように)ですかね」
そうはいっても…
■講師
「いいですね…斜めからもあるんで真正面からの映像も撮ってみてください」
やはり、プロ。見るポイントが違います。
■いわき農林事務所若月祐太郎さん「先生の映像をみるとすごいなって思うんですけど、自分のをみるといまいちだって思っちゃってなかなか大変ですね」
県の農林水産部では通常業務に加えてこうした動画の撮影や編集も行い日々、県産食材の魅力を発信しています。
■農林水産部農林企画課 鈴木雄磨さん
「普段から生産者であったり事業者と接している職員ですので、農産物の魅力をより分かっているので、そういった職員が伝えることに意味がある」
これまで公開した動画は400本あまり。
動画を見た人からは「福島にこんな魅力があるんだ。見ていると元気が出ます」と嬉しい反響もあるそうです。
■農林水産部農林企画課 井出忠行 主幹
「農家の方と一緒に(動画を)作っている職員もいて農家とともに喜び合えるという点が職員のモチベーションアップにつながると思います」
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