福島県内ではことし初の死亡事例…山林で見つかった男性の遺体 熊に襲われたか

10月1日に福島県昭和村の山林で見つかった男性の遺体について、警察が死因を発表し熊による被害の可能性が高いことがわかりました。

1日、昭和村小野川の山林で、キノコ採りにでかけ行方が分からなくなっていた会津若松市の会社員の男性が遺体で発見されました。警察はこの男性について、熊に襲われてけがをしたことによる低体温症で亡くなったと発表しました。

直接の死因は低体温症ですが、遺体の顔や手足には熊と見られる動物にひっかかれたり、噛まれたりした傷などが多数あったと言うことです。

出血するなど体力が奪われていたことから低体温症に至ったと見られています。

熊の被害による死亡事例は県内で今年初めてです。