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舌戦に号砲!衆議院総選挙 福島1区は3回連続の与野党一騎打ちの構図に

福島中央テレビニュース 2024年10月15日 19時0分

公示された衆議院議員総選挙には、県内では4選挙区に11人が立候補し、12日間の舌戦がスタートしました。いわき市小名浜で第一声を上げたのは、自民党総裁の石破首相です。

■自民党総裁・石破首相

「福島の復興なくして、東北の復興なし。東北の復興なくして、日本の復興なし。政治とカネ、パーティー収入の不記載、そういうことが二度とないように深い反省のもとに、この選挙に臨みます」

全国各地で第一声を上げ支持を訴えた各党の党首。今回の衆院選は政治とカネの問題を受けた政治改革や物価高に対する経済対策などが主な争点になる見通しです。

今回、県内の選挙区で唯一、与野党一騎打ちとなったのが県都福島市などを抱える1区です。福島市内の神社に姿を見せたのは自由民主党・前職の亀岡偉民さん(69)。公明党の推薦のほかJAなどの団体から支援を受けています。

いわゆる裏金問題があった中で、比例重複がない今回は小選挙区での勝利が必須です。

一方、同じく福島1区から出馬するのは立憲民主党・前職の金子恵美さん(59)。労働組合などで組織される団体「連合福島」や国民民主党などの支援を受けます。

前職同士の対決は県内の選挙区で唯一で、そして2人にとっては3回連続の一騎打ちとなります。

■福島1区 自民・前 亀岡偉民氏

「厳しい選挙である。(政治資金問題があった)清和研として皆さんにご迷惑をかけた。ぜひ皆さん、選挙のためではなく党派のためでもなく皆さんのために働く政治家としてもう一度皆さんの力を与えてください」

■福島1区 立憲・前 金子恵美 候補

「真のふるさとの再生のために、そして皆さまそれぞれの暮らしの底上げのために、私は全力で戦わせていただきます」

どちらにとっても負けられない戦いの火蓋が切られました。

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