21日は、ほとんどのところで今シーズン一番の冷え込みとなりました。
21日はコートを羽織ったという人も多かったかもしれませんが、寒さが増したことで、冬の足音も近づいています。
こちらは、20日午前10時ごろの福島市にある吾妻山の様子です。
若干ですが山肌に雪が積もり、福島地方気象台は「初冠雪」を観測したと発表したんです。
2023年と比べて1日早く、平年と比べて6日早い初冠雪となりました。
ただ、19日は真夏日になったところもあり、この寒暖差の影響もあって紅葉の見頃にも影響がでているようなんです。
標高およそ1700メートル、日本百名山のひとつの安達太良山です。
紅葉の名所としても知られていて山の8合目へと向かうロープウェイからは、黄色や赤色に色づく紅葉が確認できます。
ただ、この紅葉。
観光施設によりますと、例年なら9月下旬から色づくそうなのですが、2024年は残暑の影響でそれが遅れていたんだそうです。
ところが気温が下がり葉が一気に色づいたため、見頃も早く終わってしまうかもしれないんです。
安達太良山の紅葉は2023年も「駆け足」でしたが、2024年も同じような状況なんですね…
■男性登山客(福島市)
「日が陰っていているが、でも、もう満足」
■男性観光客(栃木県)
「雲がちょっとかかっちゃったから、晴れていればもっときれいに見えたかなっていう」
■女性観光客(栃木県)
「きれいでした。ぜひ一度いらしたほうがいいと思います」
訪れた人たちも写真を撮って貴重な紅葉を楽しんでいました。
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