20代の男性を軽乗用車に監禁し、現金1万5千円を奪った疑いで南相馬市の男(26)が逮捕されました。
逮捕監禁と強盗の疑いで逮捕されたのは、南相馬市鹿島区西町の自称会社員・加藤拓容疑者（26）です。
加藤容疑者は、10月15日午後11時ごろ、南相馬市鹿島区に駐車していた20代の男性の軽乗用車に刃物を見せて乗り込んで監禁し、暴行、脅迫を加えながら、翌日の午前7時半ごろまで、南相馬市内や宮城県を連れまわし、現金1万5千円を奪い取った疑いです。
20日、被害者の家族から「家族が何かの事件に巻き込まれたようだ」などと届け出を受けた警察が、現場周辺の防犯カメラなどを捜査したところ、加藤容疑者の犯行が強まったとして逮捕しました。
被害者の男性に目立ったけがはなく、命に別状はないということです。
加藤容疑者と男性に面識はなく、警察は加藤容疑者の単独犯とみて事件の動機を詳しく調べています。
警察によりますと加藤容疑者は 、監禁の疑いについては認めていますが、一部容疑を否認しているということです。