10月27日投開票の衆院選で激戦となった福島4区で、初めての当選を確実とした自民党の新人・坂本竜太郎氏(44)が、いわき市の選挙事務所で支援者らとバンザイし「きょうからが闘いの日々」と述べました。
坂本竜太郎氏(=自民・福島4区で当選確実)
「浜通りが一つとなって初めての小選挙区の歴史上、初めての厳しい戦いで勝利を頂戴することができました。この厳しい戦いを何とか勝ち抜かせていただいたからこそ、震災を経験した浜通りの選出であるからこそ、私はぶれずに何があっても皆さんの声、未来に届け続けてまいります」
福島選挙区では、与党の自民党候補が裏金問題で苦戦する中、「新人同士の戦いとなる4区は絶対に落とせない選挙区」と県連幹部も話していました。
そうした中、4つの選挙区のうち3つで野党候補が当選を確実とし、仮に福島4区で敗戦となれば与党全滅の危機となっていました。
激戦の中で議席獲得の見通しとなった坂本氏は、初めての国会議員としての抱負を次のように述べました。
「今日から闘いの日々に入らせて頂きます。震災を経験した私たちだからこそ命だけは守り抜くんだとあらゆる脅威から命だけは守り抜く。この国で世界で最も安心してすべての皆さんが暮らし、ご活躍いただけるそういう故郷を、この国を作り上げて参りたい」
この記事の動画はこちらから再生できます