10月27日投開票の衆院選・福島4区では自民党の新人・坂本竜太郎氏(44)が当選を確実としました。
福島4区では自民党の前職・吉野正芳氏(73)が健康上の問題を理由に不出馬を決めたため、後継として元県議の坂本氏が立候補。
福島選挙区では与党の自民党候補が裏金問題で苦戦する中、「新人同士の戦いとなる4区は絶対に落とせない選挙区」と県連幹部も話していました。
選挙戦初日には、坂本氏の選挙区となるいわき市に石破総裁が駆け付けて第一声を行ったことからも自民党のとしての力の入れようが伺え、選挙戦終盤には自民党の全国およそ40の「重点選挙区」の一つに位置づけられるなど、党本部を挙げて支持拡大に力を入れていました。
また、坂本氏は福島4区の大票田となるいわき市を地盤とする元衆院議員・坂本剛二氏(故人)の長男で、新人ながらも後援会や友好団体から支援を足掛かりに浜通り全域に支持を広げてました。