10月27日投開票の衆院選で5回目の当選を確実とした立憲民主党の前職・小熊慎司氏(56)が、新たな区割りで選挙区に加わった大票田の白河市でバンザイし、支援者らと喜びを分かち合いました。
小熊慎司氏(福島3区当確)は、新たな選挙区での選挙戦を次のように振り返りました。
「今回、白河市が新しい選挙区となっての選挙でしたが、まさに東北の玄関口として発展していく思いをしっかり胸に刻んで戦わせていただきました」
福島3区は区割りの変更で県土の半分を占める広い選挙区となりましたが、会津を中心とした「旧福島4区」に強固な地盤を持つ小熊氏は、今回から新たに選挙区となった白河市にも選挙事務所を構え、支持を広げました。
その白河市の選挙事務所で今回、政治不信が続く中での選挙と現在の政治の在り方については次のように述べました。
「選挙戦の最中、塙町の支援者からいただいた寺西 封元(てらにしたかもと)さんという代官の示した『寺西八ヶ条』が書かれた扇子をずっと胸に秘めて持っていました。この一か条に悪事を働いたら天は見過ごさない、しっかりと罰が当たると書かれています。今回の選挙でけじめのない政治、裏金政治に天に変わって有権者のみなさんがけじめをつけていただいた」
そして、今後の自身の政治への向き合い方については「国民のみなさんの生活が底上げできるように、私にとってはきょうを新たなスタートとして、新しい政治、正直で公正な政治を確立するためにスタートするという思いで今回の結果を受け止めさせていただきたいと思います」と述べました。
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