10月28日に再開した燃料デブリの試験的な取り出しは、29日に装置を押し込むためのパイプ5本すべての接続が完了する予定です。
東京電力は、9月に福島第一原発2号機で燃料デブリの試験的な取り出しに着手しましたが、装置に付けたカメラ2台の映像が映らなくなるトラブルが発生しました。
原因の調査やカメラの交換が済んだとして、東京電力は10月28日から取り出し作業を再開しています。
29日の作業では、装置を押し込むパイプ5本のうち残っていた3本を接続し、すべてのパイプの接続が完了する予定で、装置先端を燃料デブリがある格納容器の底部へと進めます。
燃料デブリの回収には2週間程度かかる見込みです。
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