少女にわいせつな行為をした罪などに問われた元警察官の被告に、福島地裁は、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
県迷惑行為等防止条例違反などの罪に問われているのは、三春町の元警察官、渡辺振一朗被告(43)です。
判決によりますと、渡辺被告は、2023年11月から2024年5月にかけて、郡山市内の商業施設で、12歳から15歳の3人の少女の尻を触ったほか、2024年6月、児童ポルノの画像5点をスマートフォンに所持しました。
29日の判決公判で、福島地裁の島田環裁判官は「当時、現職の警察官でありながら、犯行に及んだ意思決定には強い非難が妥当」とした一方、「反省の弁を述べるとともに更生の意欲を示している」として、渡辺被告に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
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