福島第一原発2号機で10月28日から再開した燃料デブリの試験的な取り出し作業で、東京電力は30日から燃料デブリをつかむ作業を試みると発表しました。
作業は9月にカメラが映らなくなったことにより中断していましたが、カメラの交換などを済ませ、28日から作業を再開しました。
29日までに装置を押し込むための5本全てのパイプの接続を終え、装置の先端が格納容器内に4メートル40センチ入った状態です。
東京電力は30日に装置を格納容器の底に降ろし、トラブルが無ければ3グラム以下の燃料デブリをつかむ作業を試みます。
回収には1週間程度かかる見込みですが、順調に進めば早まる可能性もあるとしています。
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