福島第一原発2号機で、東京電力は午前9時57分に燃料デブリを掴む作業に入りました。
燃料デブリの試験的な取り出しを巡っては9月、取り出し装置のカメラが映らなくなり作業を中断していましたが、10月28日から作業が再開しています。
30日は午前6時ごろから2号機原子炉への注水を一時的に止め、取り出し装置を格納容器の底に降ろし、午前9時57分に3グラム以下の燃料デブリをつかむ作業に入りました。
その後の作業は、装置を密閉された箱まで戻し、デブリを1週間程度かけて回収する予定です。
東京電力によりますとこれまでにトラブルの報告はなく、安全最優先で作業を進めるとしています。
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