全国的に問題となっている米の盗難、県内でも被害が相次いでいます。中島村では、約2トンの米が盗まれていた事が新たにわかりました。
全国で盗難被害が確認されている米。10月に入って、県内でも被害が相次いで確認されています。
中島村では、倉庫から約2トンの米が盗まれました。
倉庫を管理する男性によりますと、10月25日の午前3時ごろ、入口の窓ガラスが割られていることに気づき、中を確認したところ、米が盗まれていたということです。
盗まれたのは、新米の「コシヒカリ」で、30キロの袋が70~80袋ほど盗まれていたと言います。
■被害にあった農家の男性
「まさかと思った。残念。米を盗まれたのは初めてだけど、ショックはショックですね」
被害を受けて、男性は防犯対策を見直しました。
■被害にあった農家の男性
「今日やったんですよ、この柵は。鉄骨の業者に来てもらって。ガラス割られても中に入られないように」
窓の外に鉄の柵を設置したほか、防犯カメラの設置も予定しているということです。
■被害にあった農家の男性
「ここに泊まって、相手(犯人)と顔を合わせたら大変。私が殺されるかもしれない。自分の体が何ともなかったので、また来年頑張ってイチから育てる」
警察は、白河市で確認されている米1トンが盗まれた被害と同一犯の可能性も視野に捜査しています。
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