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燃料デブリ試験的な取り出し…早ければ7日にも完了見通し・福島

福島中央テレビニュース 2024年11月6日 12時5分

福島第一原発で進む燃料デブリの試験的な取り出し作業は、11月7日にも完了する見通しです。

東京電力は、福島第一原発2号機で事故後初めてとなる「燃料デブリ」の試験的な取り出しを進めています。

これまでの作業では、装置でつかんだ燃料デブリを原子炉格納容器の外に出し、放射線量が基準値以下であることを確認しています。

東京電力は6日、燃料デブリを運搬用の箱に入れる予定で、早ければ7日にも一連の取り出し作業は完了する見通しです。

運搬用の箱に入れられた燃料デブリは茨城県の施設に運ばれ、詳しい分析が行われる予定です。

今回、回収するのは数グラムですが、1号機から3号機には合わせて880トンの燃料デブリがあると推定されています。

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