郡山市は特定業者に広告の最低価格を漏らしたとして、職員3人を減給の懲戒処分にしたと18日付で発表しました。
減給1か月の懲戒処分を受けたのは、郡山市環境部長と5R推進課長、それにごみ減量推進係長です。
市によりますと、ごみ収集カレンダーに掲載する広告5社を募集する際に係長が、応募した上位5社の最低価格を特定の業者に電話で漏らしたということです。
環境部長が冗談交じりに「なんとかならないのか」と特定業者を気にかける発言をし、忖度した課長が係長に特定業者に電話するよう指示したということです。電話のやり取りを聞いた他の職員が契約検査課に相談して漏えいが発覚し、広告を中止しました。処分を受けた職員と業者の間に金品のやり取りはないということです。
郡山市の品川市長は、幹部職員に29人に「公務員としての立場・責任・心構えを再認識し、職員の指導を徹底してほしい」と訓示しました。
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