福島市はごみの適正排出を促すため違反ごみの開封調査を実施し、違反者の公表などを可能とする条例を制定する方針です。
県内は1人1日当たりのごみの量が1021グラムと、全国ワースト1位となっていて、ごみを減らすことが大きな課題となっています。
また、福島市内ではごみが適正に分別されずに排出される「違反ごみ」が深刻化してます。市はこれまでごみに違反シールを貼るなど対応してきましたが、ルールの徹底を促し、ごみ減量とリサイクルを推進するため、ごみの開封調査や判明した違反者に対して、改善勧告や公表などができる条例を制定する方針です。
■木幡市長
「マナーに基づかない排出、違法な排出をしている人に、きちんと是正してもらうための仕組みで、今回この条例を提出する」
条例は12月議会で審議され、2025年3月の施行を予定しています。
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