福島県は帰還困難区域などから避難する住民が、元の市町村に住宅を再建する支援などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。
支援の対象となるのは、帰還困難区域を抱える富岡町や大熊町などから避難し、今後、元の市町村に帰還する住民です。
建築費が高騰していることを受け、帰還するために新たに住宅を建てる場合や、住宅を修繕する場合に費用の一部を県が支援し帰還の促進につなげる狙いです。
新築の場合は300万円、修繕の場合は上限150万円まで、それぞれの自治体の補助に上乗せされます。
この事業を盛り込んだ総額約67億円の補正予算案は12月県議会に提出されます。
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