21日の福島県内は前日までの寒さから一転、日差しが届き寒さが緩んだところもありました。日中の最高気温は福島で16.9℃、会津若松で16℃と小春日和に。
そんな中、福島市の信夫山で行われていたのが黄色く色づいた「ゆず」の収穫です。信夫山のゆずは、寒い場所で育つため厚い皮と豊かな香りが特徴。ただ、原発事故の影響で、11年もの間、出荷が制限され2023年の冬から本格的に出荷が再開しました。
この信夫山で収穫するゆずを地元の特産品としてもう一度復活させようと、福島東稜高校などがプロジェクトを立ち上げ、高校生9人が農家らと一緒にゆずを収穫しました。
■収穫作業に参加した高校生は
「信夫山のゆずが出荷停止になったことは知っていたけど、復活したことは知らなかったという声が多いので、いろんな人に信夫山のゆずが復活したことを伝えたい」
収穫したゆずは市内の菓子店でジャムやお菓子などにして、販売されるということです。
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