浪江町のご当地グルメ「なみえ焼そば」に新たな味が登場するようです。
開発の参考にしたのは濃厚なスープやたっぷりトッピングが特徴のあのラーメンだそうです。
具材はもやしと豚肉だけ!
極太の麺と甘辛いソースが特徴の料理と言えば、浪江町の名物「なみえ焼そば」です!
「なみえ焼そば」は、2013年にご当地グルメの祭典「Bー1グランプリ」で日本一に輝くなど、原発事故の苦難を乗り越えた「復興のシンボル」としてもその名が知られています。
その「なみえ焼そば」。
ある料理からヒントを得て新しい「なみえ焼そば」の開発が進められているのです。
それを手がけるのは「なみえ焼そば」の製麺を一手に引き受ける相馬市の製麺所「旭屋」です。
この日、新商品の試食会が開かれました。
■旭屋 田河朋裕さん
「“二郎系なみえ焼そば”なので麺はなみえ焼そばのものを使って、ソースだけ開発する」
開発を目指すのは、濃厚なスープが特徴のこの二郎系ラーメンを参考にした「なみえ焼そば」です。
■旭屋 田河朋裕さん
「二郎系もこってりとした味わいで野菜盛りをして食べるというところで相性が合うんじゃないか。(若い世代に人気の)二郎系というものとなみえ焼そばを融合させて開発をして、若い方に訴求していければと考えました」
味の決め手となるスープはしょうゆと油のバランスで試行錯誤を重ね、完成におよそ2か月をかけました。
調理の手順は「なみえ焼そば」とほとんど一緒。
豚バラ肉ともやしを炒めて、極太麺を入れて少ししたら、こだわりのスープで味付けです。
数分混ぜ合わせれば完成。
その名も「二郎系なみえ焼そば」
気になる社員たちの反応は…
■女性社員は
「スープがちょっと薄いかもしれない」
こちらの女性はニンニクを追加でトッピング。
■女性社員は
「ニンニクを入れる前はちょっと物足りなかったけど入れると、味がしまるみたいな感じですごくおいしかったです」
「二郎系なみえ焼そば」は改良を加えたあと、2025年1月ごろから、通販や東京都内のスーパーなどで販売されるということです。
■旭屋 田河朋裕さん
「二郎系なみえ焼そばを売りながら浪江町も発信して、浪江町に旅に来ていただけるようなサイクルを作ればいいなと考えています」
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