東京電力は福島第一原発3号機の燃料デブリ取り出しに向け、12月4日から格納容器周辺の調査を開始します。
福島第一原発の1号機から3号機には合わせて880トンの燃料デブリがあると推定され、11月7日には2号機で燃料デブリの試験的な取り出しが完了しています。
東京電力は今後控える3号機の燃料デブリの取り出しに向け、12月4日から遮へい壁と格納容器の間にある前室の調査を始めることを明らかにしました。
■東京電力
「カメラでの目視確認や線量測定や、(ろ紙で表面をこする)スミヤ採取などの調査を計画しています」
調査は遮へい壁に開けた穴から機材を挿入して行い、12月中旬ごろに終える見込みだということです。