川内村で震災後に誕生した新たな特産品の「ワイン」の販売が、県内のコンビニエンスストアで始まりました。
12月4日から県内約50店舗のファミリーマートで販売が始まったのは「かわうちワイン」です。
川内村では、涼しい自然環境を生かして、震災、原発事故後、新たな特産品としてワインづくりが進められています。
現在は、約2万本を生産できる体制が整っています。
4日は、内堀知事や川内村の遠藤村長らが村内の店舗を視察し「かわうちワイン」をPRしました。
■内堀 雅雄 知事
「おいしいと笑顔になっていただけること。これが川内、そして原子力災害からの復興を進める福島の大きな発信の起爆剤になると考えている」
■遠藤 雄幸 川内村長
「多くの人たちに飲んでもらって、元気な川内村を表現していきたいなと思っている」
ファミリーマートでは、3種類の「かわうちワイン」を取り扱い、12月中に約90店舗にまで販売を広げる考えです。
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