新年の準備が着々と進んでいます。会津若松市で行われていたのは、特別な年賀状作りです。実は「蒔絵」という漆器を作る際に使う伝統的な技法で作っているんです。
関漆器店では、20年ほど前から「蒔絵」の年賀状を作っています。絵柄を刷る工程を繰り返し、金粉などをまき、1週間ほどかけて完成させます。
今年は、来年の干支のへびを描いたものや起き上がり小法師。それに紫式部など5種類を販売します。こちらの「白蛇」には、縁起が良いとされる「松竹梅」がこまやかに描かれています。
■関漆器店 関 盛夫社長
「はがきというより一枚の絵なのでもらった人は大事に一年中飾っておかれると思うので楽しんでいただきたいと思う」
作業は、今月中旬まで続くということです。
関漆器店では「蒔絵」の年賀状、1枚770円から990円で販売しています。このほか、うすい百貨店などでも販売されるということです。
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