猪苗代湖でプレジャーボートを操縦中に親子ら3人を死傷させたとされる男の控訴審は、さきほど(午後2時半)から判決の言い渡しが始まり、理由の読み上げが行われていて、主文は後になる見通しです。
いわき市の元・会社役員=佐藤剛被告(47)は、4年前、猪苗代湖で、プレジャーボートを操縦中、親子ら3人を巻き込み死傷させた罪に問われています。一審は、「適切な安全確認をしていれば、被害者らを発見し衝突を回避できた」として、禁錮2年の実刑判決を言い渡しましたが、弁護側は、判決を不服として即日控訴しました。控訴審で、弁護側は「被告は、安全確認を行いながら、ボートを前進させた」と、改めて無罪を主張。検察側は、控訴の棄却を求めています。判決公判は、16日午後2時半から始まり、理由の読み上げが行われていて、主文は後になる見通しです。