福島大学は、50代の男性教授がカラ出張などで、およそ40万円の研究費を不正使用していたと発表しました。
研究費の不正使用で、出勤停止9か月の懲戒処分を受けたのは福島大学の共生システム理工学類の川﨑興太教授です。
福島大学によりますと、川﨑教授は、2017年から6年間でカラ出張など20件でおよそ40万円の研究費を不正使用していました。
急な仕事や体調不良を理由に、出張日程を変更したにもかかわらず、旅費をそのまま受け取るなどしていたもので、大学の聞き取りに「意図的ではなかった」と説明し、返金の意思を示しているということです。
福島大学は「事態を厳粛に受け止め、再発防止に万全を期す」とコメントしています。
この記事の動画はこちらから再生できます