正月の伝統行事の話題です。福島県会津美里町では、わらで編んだ大蛇が家々に福を届ける「蛇の御年始」が行われました。
「蛇の御年始」は会津美里町の雀林地区に伝わる正月の伝統行事で、子どもたちがわらで編んだ長さ5メートルほどの蛇を抱え、地区の家々を回ります。
蛇は水の神様とされていて五穀豊穣を祈るほか、蛇に頭を噛んでもらうと一年、健康に過ごせると伝えられています。
■初めて参加した小学生
「楽しい。みんなに健康になってほしい」
■参加した中学生は
「今年1年もみんなが健康にいられるようにって気持ちで回ってます」
地区の人たちは蛇に頭を噛んでもらい無病息災などを祈っていました。
二本松市の道の駅では、セリやハコベなど地元の食材を使った「七草がゆ」です。こちらでは20年ほど前から毎年1月7日には、この七草がゆを振る舞っています。
訪れた人は手作りの七草がゆでお正月のごちそうで疲れた胃腸を癒やしていました。
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