ことしの「節分」は来月2日ですが、節分に食べるものといえば、こちら、恵方巻ですよね。ことしも地元の海の幸をふんだんに使ったものからスイーツ感覚で食べられるものまで様々な恵方巻が登場しています。
恵方を向いて食べると縁起がよいとされる節分の定番「恵方巻」。ことしも「かつ丸」などを展開するマルズグループで予約の受付が始まっているのが「極太ジャンボ海老恵方巻」です。大きさはなんと20センチ越え!毎年、人気の恵方巻ですが、昨今の物価高で気になるのがそのお値段ですが…。
■かつ丸郡山富田店 松本はるか副店長
「お米が大体30%値上がりしてる部分とその他揚げ物なども大体10%から15%ほど値上がりしてるんですけれども、昨年同様、恵方巻の価格は据え置きということで」
一本でも多く食べて欲しいとの思いから価格据え置きで販売します。ことしの恵方・西南西を向いて記者も頂きます!
■井上朔美記者リポート
「海老がぷりっぷりで食べ応え抜群です。漬物の爽やかさで最後まで飽きずに頂けます」
このほか、食べやすい大きさの海老フライやヒレかつの恵方巻も取り揃えていて、県内のかつ丸などで予約を受け付けています。
■かつ丸郡山富田店 松本はるか副店長
「お子様も大好きなエビフライやご年配の方まで食べられる海鮮など」「うちの魅力の恵方巻きを召し上がって頂けたら」
続いては、いわき市にある創業100年以上の老舗鮮魚店・おのざき。鮮魚店ならではの新たな恵方巻をことしから販売します。それが…
■おのざき 小野崎永理さん
「ネタの仕入れから大変こだわっていましてやはり鮮魚店ならではの素材を使ったり常磐もののヒラメを使ったりと社内でも(開発に)だいぶ時間をかけました」
地元の海の幸「常磐もの」をふんだんに使った恵方巻です。
■担当者は
「常磐産のヒラメになりますね、アマエビ、ホタテ、玉子にマグロに自家製の煮アナゴ、きゅうり、カニほぐし身とサーモン、イクラが入ります」
使う具材は魚介類を中心になんと10種類!その多さに恵方巻を作る担当者も…
■担当者
「巻くのも大変です」
鮮魚店ならではの豪華な恵方巻。そのお味は…
■渡邉郁也記者リポート
「食べる場所によって触感も味も変わってくるので最後まで飽きることなく食べれそうです」
おのざきの恵方巻は今月26日まで店舗やウェブで予約を受け付けているということです。
■おのざき 小野崎永理さん
「ご予約でたくさんになってしまうと当日の分はなくなってしまうのでなるべく早めにご注文していただければと思います」
最後は矢吹町。ケーキなどが並ぶスイーツ店が提供する恵方巻というのが…
■BAKE SHOP HAPPY BERRY 矢吹店
泉田菜美子さん「当店では、恵方巻のクレープを販売させていただいてます」
こちらは「恵方クレープ」。まるで本当の恵方巻のようですが、バナナやいちごなどをチョコレートを練りこんだ生地で包んだスイーツなんです。
■BAKE SHOP HAPPY BERRY 矢吹店
泉田菜美子さん「他では食べられないような商品を作りたいなって」「色々考えて、節分の日に食べられるお菓子ということで作れたらいいなっていう」
気になるそのお味は?
■平瀬史敦記者リポート
「ふわふわのクリームとチョコレートの生地が凄く合いますね。まさに新感覚の恵方巻という感じです」
付け合わせの「ガリ」や「ワサビ」も「リンゴ」や「あんこ」で再現。「お醤油」に見立てたキャラメルベースのソースをつけておいしくいただけます。
■BAKE SHOP HAPPY BERRY 矢吹店
泉田菜美子さん「節分の時にもお菓子を食べていただけたら私たちも嬉しいので作り続けていきたいなと思ってます」
「恵方クレープ」は矢吹町と本宮市の2店舗で今月31日から4日間、販売されるということです。
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