相馬市で冬の味覚ズワイガニの漁が1月23日から始まりましたが海水温の影響か不漁となっています。
■溝井貴美記者
「続々と多くの魚が水揚げされました。ですが今シーズン初めての漁となったカニはというと…ほとんど獲れなかったということなんです」
相馬市の松川浦漁港です。相馬双葉漁協は今シーズンズワイガニの漁獲量を約14トンと計画していますが、23日はほぼ水揚げがありませんでした。
■漁業関係者
「おととしまではあがっていたんだ、それなりに。去年、水温がいきなり高くなったから」
海水温の上昇で、ズワイガニが水温の低い沖合に移動してしまったことが要因のひとつと考えられます。
相馬双葉漁協は今後は漁場を変えるなどして3月いっぱい漁を続けることにしています。
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