JR福島駅西口にあるショッピングセンターの一部店舗が31日で閉店します。一方、東口では再開発ビルの建設が計画されていて、市はこのうち公共エリアの検討案を示しました。
閉店するのは「福島駅西口パワーシティピボット」の青果や鮮魚、精肉などを扱う5つの店舗です。
運営会社によりますと、店の理由は施設のリニューアルに伴うものとしていますが、リニューアル後のオープン時期などについては未定です。
福島駅西口では2024年、大型商業施設も閉店していて、市民からは「駅前が寂しくなる」といった声が聞かれました。
■福島市民
「やっぱり寂しい、ただそれだけ」
「イトーヨーカドーが閉まっちゃったから西口の方は寂しくなったし」
「駅前で遊ぶといっても行くところがなかったりとか、大人からしたら物足りない街になってしまったのかなと思います」
一方、再開発ビルの建設が計画されている駅前東口でも新たな動きがありました。福島市の木幡市長は再開発ビルのうち、公共エリアの検討案を示しました。
■福島市 木幡 浩市長
「ぎりぎりまで我々としても経費をしぼりながら、魅力的な施設を作って人を集める。それは不可欠と考えている」
様々なニーズに対応できる新たな形状のホールを取り入れている案もあり、市はイメージ動画を公開して市民の反応を見たいとしています。
ただ、どの案になっても追加の事業費が最大で30億円かかる見込みで、民間エリアの進捗状況も2月4日に開かれる市議会の全員協議会で説明される予定です。
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