日本原子力研究開発機構は福島第一原発の2号機から取り出した燃料デブリを砕いて細分化した写真を公開しました。
福島第一原発の燃料デブリは、2024年11月に2号機から0.7グラムが取り出され、茨城県にある日本原子力研究開発機構「JAEA」の分析施設へ運ばれました。
燃料デブリは、重さ250グラムほどの棒状のステンレスを使って長さおよそ7ミリの塊や粒などに分けられ、その断面には黒色や光沢が確認されたということです。
砕く前の調査ではウランなどの核燃料の成分が含まれていることが確認されています。
砕かれた燃料デブリは今後、5つの施設でさらに詳しい調査が進められます。
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