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JR郡山駅前での受験生死亡事故後も…福島県内で後を絶たない酒気帯び運転

福島中央テレビニュース 2025年2月3日 16時18分

JR郡山駅前で受験生が車にはねられ死亡した事故で、2月1日容疑者の男が現場に立ち会い、当時の状況を確認しました。

痛ましい事故があってもなお、福島県内での飲酒運転は後を絶ちません。

この週末も2人が逮捕されています。

現場検証は、まだ日が昇る前。事故が起きた時とほぼ同じ時間。雪が降る中の早朝に行われました。

事故車両に見立てた車の中に容疑者の男と警察官が乗り、被害者役を歩道に立たせ、事故当時の状況を再現しました。

運転席からの見え方などを確認したとみられています。

大阪から来ていた10代の受験生の女性が車にはねられ亡くなった事故。

車を運転していた、郡山市の会社員の池田怜平容疑者(34)は、酒気帯び運転などの疑いでその場で逮捕されました。

2月1日の引き当たりでは…

■平瀬記者リポート

「池田容疑者が毛布にくるまっています。警察官と話しながら事故当時の状況を確認しているようです」

一通りの現場検証を終える頃には、外はすっかり明るくなり、池田容疑者の表情も見えてきました。

そして…池田容疑者は「ごめんなさい」と口にしながら事故現場で手を合わせました。

ただ、それで亡くなった被害者が戻ってくるわけではありません。

痛ましい事故があって「飲酒運転の根絶」が声高に叫ばれているのにも関わらず、この週末も、福島県内では2人が飲酒運転の疑いで逮捕されています。

このうち酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された仙台市の会社員の男は、2日未明、いわき市で酒を飲んだ状態で車を運転した疑いがもたれています。

男はその際、対向車とぶつかる事故を起こしていたということです。

幸い、けが人はいませんでした。

後を絶たない飲酒運転。

それによって奪われる代償があまりにも大きいことを、全てのドライバーが肝に銘じなければなりません。

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